中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
6月1日は大沼池で行われた八ヶ郷水神祭に出席しました。地域の方々が集まるこのような機会は、情報をやりとりできる場なので、できるだけ出るようにしています。
同じ日には併任している北アルプス後立山地区では栂池自然園開園祭がありました。5月末から6月初めにかけては、このような行事が長野自然環境事務所管内の各地で行われます。他のARからの投稿をお楽しみに。
さて、大沼池です。
志賀高原には大小多くの池沼がありますが、その中で大沼池は最大の面積の池です。大沼池の特徴の一つは水の色です。エメラルド色とも言われますが、神秘的な青色と感じます。
当日はトレッキングの高校生が志賀山を望みながら大沼池畔で昼ご飯を食べていました。渋池から四十八池湿原を経由して大沼池まで来たとのこと。良い思い出ができたでしょうか。
大沼池周辺の様子は下の写真のとおりです。雪が解けて間がないため、ササはまだ起き上がっていないものがあります。落葉樹に葉は見えません。
大沼池には大蛇の伝説(黒姫伝説)があり、8月に大蛇祭りが開かる予定です。大沼池まで散策するには良い機会かもしれません。同時にミス志賀高原コンテストが開かれる予定なので、そちらに興味がある方も、少し足を延ばして志賀高原を散策してみてはどうでしょうか。