中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
ずいぶんと暖かくなり、お出かけされた方も多いかと思います。
中部地方環境事務所は、ゴールデンウィーク初日の4月29日に
瀬戸市の定光寺自然休養林で開催された「みどりのフェスティバル」に出展しました!
定光寺自然休養林 森林交流館前からの風景
みどりのフェスティバルは林野庁が主催しており、
木材を通して森林とふれあえるイベントです。
当日は丸太切り体験や火おこし体験、かんなくずのプールなど、
木材を用いたブースがたくさん出展されました。
この日は風が強かったものの、晴天に恵まれ、
多くの方が楽しんでみえました。
立ち並ぶブース
そして、我らが中部地方環境事務所のブースでは、
おりがみ講座「作ってみよう!森と海をつなぐいきもの」を行いました。
その名の通り、みなさんに森から海に生きる「いきもの」を折ってもらったのですが、
折ってもらった「いきもの」たちには「川」を通したつながりがあります。
みんな真剣に折っています
みどりのフェスティバルの開催地である定光寺自然休養林の周辺には、
「庄内川」が流れています。
この「庄内川」、藤前干潟に注いでいる3つの川のうちのひとつなのです。
そこで、この定光寺休養林<森>から藤前干潟、さらには伊勢湾<海>へと流れる、
この庄内川の周辺に生きる「いきもの」をおりがみで折ってもらい、
いきものとその周辺の環境について考えてもらいました。
そして折ったおりがみを森、川、海を背景にした台紙に貼ってもらったところ・・・、
できあがりました
ドングリ、テントウムシ、キノコ、フクロウ、クジラやエイなどなど、
こんなにたくさんのおりがみの「いきもの」でいっぱいになりました!!
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
みなさんに作ってもらったこのおりがみの「いきもの」でいっぱいの台紙は、
夏休み期間中、稲永ビジターセンターにて展示予定です。
藤前干潟にもいきものが溢れています。
干潟のいきものにも会いに来て、森と干潟、そして海をつなぐ庄内川と、
その周辺のいきものたちに思いを馳せてみてくださいね!