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アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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上信越高原国立公園 万座

187件の記事があります。

2018年07月04日ワタスゲたなびく芳ヶ平湿原

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

73()、芳ヶ平湿原の巡視に行ってきました。

芳ヶ平湿原を含む周辺の湿地群は火山性の特異な特徴を有しており、

2015年にラムサール条約湿地に登録されました。

日本固有種のモリアオガエルの最高標高の繁殖地や

国天然記念物に指定されたチャツボミゴケ群落など

世界的に重要な生態系が存在します。

【湿原入口付近から望む草津白根山】

渋峠からよく整備された遊歩道を下り、平らな湿原に入ると

そこはまるで別世界・・・。

多数の地塘とそのまわり一面にたなびくワタスゲが

素晴らしい景観を演出しています。

【湿原の遊歩道】

【一面にたなびくワタスゲ】

【ワタスゲの白さを際立たせる他の花々】

【多数の地塘】

この日は平日のせいもあってハイカーは誰もいません。

鴨の親子がのんびり泳ぐ姿も見られました。

【気持ちよさそうですね!】

湿原のそばには、赤い屋根の芳ヶ平ヒュッテが営業しています。

立ち寄ってご主人に挨拶しました。

国道292閉鎖の影響で芳ヶ平の客数は例年に比べて大幅に減っているとのこと。

【芳ヶ平ヒュッテの外観】

芳ヶ平はワタスゲの時期以外でも、

新緑や紅葉の季節も素晴らしい景観のようです。

皆さんもぜひ1度、芳ヶ平湿原を訪れてみてください!

数km下り道を歩けば草津町に着くので、

ハイキング後には温泉で癒やされることもできます。

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2018年06月26日子どもパークレンジャー浅間地域:今年も盛況!

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

6月23日(土)、浅間山麓に住む小中学生 15人が、「子どもパークレンジャー」として

湯の丸高原のレンゲツツジ保存活動で活躍しました!

★子どもパークレンジャーとは

 http://www.env.go.jp/kids/gokan/jpr/about/index.html

湯の丸高原での開催は、今回で3年目になります。

NPO法人浅間山麓国際自然学校やレンゲツツジ保存会のみなさん、また嬬恋高校ボランティア部の生徒さんや先生もスタッフとして参加いただきました。

まずは湯の丸高原ビジターセンターにて開会式と任命式です。

環境省レンジャーから国立公園についての話を聞き、1人ずつ自己紹介をした後、湯の丸の自然を守る「子どもパークレンジャー」として任命されました。

【レンジャーによる任命式の様子】

その後は外に出て、作業する場所まで向かいます。なかなか急な坂道も、みんな頑張って登ってくれました!

道中では、スタッフが湯の丸山の成り立ちや牧場としての歴史、レンゲツツジとの関係について説明してくれます。

また、希少な高山蝶、燃えにくいナナカマド、紅葉するカラマツ、ニホンカモシカの角とぎ跡など、見かけた湯の丸のいろんな動植物についての解説も。

子ども達は熱心にメモを取っていました。

【スタッフの解説に聞き入る子ども達】

途中、雨がぱらつくこともありましたが何とか湯の丸山の中腹にあるレンゲツツジ群生地に到着!

記念撮影の後、保存活動を開始します。

ヘルメットをかぶって剪定バサミでレンゲツツジの周りのササなどを刈り、日当たりがよくなるようにしました。

子ども達も大人も一生懸命レンゲツツジのために作業します。

【湯の丸山をバックに記念撮影】

【作業の様子】

【担当した株にネームプレートを付けてはいポーズ!】

【牛たちとも記念撮影!】

作業後は、スキー場のゲレンデ内を歩いて降りて、湯の丸牧場の牛たちを見ながらのお昼ごはん!

こんなに間近で放牧されており、子供たちのテンションも上がります。

午後は鹿沢インフォメーションセンターに移動して新聞作りと発表です。

アイデアを出す子、意見をまとめる子、文字を書く子、写真を切る子、......

班のみんなで内容を話し合い、分担し、見事なチームワークによって、個性豊かな新聞ができました!

【みんなで協力して新聞づくり】

【緊張の発表タイム】

発表後は、今日1日で学んだことをレンジャーに報告し、JPRスタンプと缶バッチを貰います。

【レンジャーへの報告】

最後は全員参加でのネイチャーゲームで大いに盛り上がり。。。

怪我もなく無事終了、みんな楽しそうでした。

新聞作りのテーマのひとつでもあった「10年後の湯の丸高原」。

子ども達からは「牛が増えている」「トロッコができている」「このままだとレンゲツツジが衰退する」など様々な意見がありました。

彼らが大人になっても、この活動で学んだことや自然を大切にする気持ちを忘れずに、地域の自然を未来に繋いでいってほしいです。

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2018年06月15日湯の丸牧場放牧作業

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

6月14日(木)、湯の丸牧場の開牧式に伴い、牛の放牧作業が行われました。

放牧する牛の数は年々減少しているとのことですが、東御市の農家が育てている

乳牛18頭が放牧されました。

【牛を運んで来たトラック】

牛を一頭ずつトラックから引っ張り出します。

【放牧作業の様子】

最初はいやがっていた牛も外に出されるとすぐ草を食べ始めます。

絵になります。

【レンゲツツジと牛】

レンゲツツジにはグラヤノトキシン(アンドロメドトキシン)という毒が含まれているため、

牛は食べないそうです。

代わりに周りの雑草を食べてくれます。

【レンゲツツジ】

こちらはジャージー種でしょうか?

よく見るとぱっちりしたかわいい目をしています。

【ジャージー種】

【牧歌的風景】

元気に走り回る牛を見ていると癒やされますし、

生産者の方々も満足げな表情です。

早く大きくなっておいしい牛乳やソフトクリームを楽しませて

欲しいものです。

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2018年06月11日新緑の烏帽子岳登山とムラサキヤシオツツジ

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

6月10日(日)、鹿沢インフォメーションセンター主催の

「新緑の烏帽子岳登山とムラサキヤシオツツジ」ツアーに参加しました。

烏帽子岳(2066m)は浅間・烏帽子火山群の西端に位置し、約40万年前に形成された火山群の中で最も古い山です。

参加者は、主に長野県と群馬県からの一般申込者 19名にお集まりいただきました。

鹿沢インフォメーションセンター職員と、鹿沢万座パークボランティアのメンバーが、スタッフとしてサポートします。

当日朝はあいにく若干霧がかかっていましたが、登山口である地蔵峠を出発。

【出発準備】

途中、スタッフによる花の紹介などインタープリテーションを交えながら、新緑の登山道を登ります。

【新緑の登山道】

【ボランティアによる自然解説】

そして今回のツアーの売りの一つ、ムラサキヤシオツツジも美しく咲いていました!

【ムラサキヤシオツツジ】

【鞍部での休憩の様子】

登るにつれ、だんだんと霧も晴れてきて、

稜線に出ると時々霧の隙間から上田市街まで望めました。

【稜線からの景色】

たまに下界を見ながら登り、予定より早く山頂に到着!

みんなでお弁当を食べてゆっくり休み、記念撮影です。

【山頂で記念撮影】

下山途中には、烏帽子岳に関するジオクイズも実施しました。

楽しみながら火山のことを学べ、大好評でした。

【ジオクイズ】

【烏帽子岳の稜線】

最後は臼窪湿原を通り、登山口まで全員無事に下山。

烏帽子岳の登山は比較的なだらかなコースなので登山初心者でも楽しめ、

火山の成立ちや様々な高山植物を学べるとても楽しいコースです。

晴れていれば山頂からは富士山、南アルプス、浅間山と360°の眺望も広がります。

この地域は湯の丸山のレンゲツツジが有名ですが、ムラサキヤシオツツジもお忘れなく!

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2018年06月04日浅間園スカイロックトレイル開通式&デモツアー

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

6月3日(日)、長野原町が環境省や嬬恋村など関連機関と協議して整備してきた

新トレッキングコース「浅間園スカイロックトレイル」が開通しました!

午前中、会場の「浅間園」で開通式が行われ、新トレッキングコースが紹介され、

コース入口付近でテープカットが行われました。

【テープカットの様子】

式典後は、関係者と一般参加の約60名が認定ガイドの案内でデモツアーに参加しました。

浅間山の火山活動によって形成された、溶岩流、巨大噴石、クレーター、溶岩樹形などの地形と、

そこに生育する高山植物群落など自然の神秘について、実際に目にして歩いて楽しく学ぶことができる

一周約6km, 高低差約300mのコースです。

【コース入口付近】

万年氷のある風穴からは、ひんやり涼しい空気が流れてきます。

【風穴】

コース最大の難所、50mのハシゴはなかなかスリルがあります。

【ハシゴ場】

最高地点(標高約1,700m)からの景色は絶景!

浅間山麓と四阿山方面を見渡すことができ、晴れていれば遠くに北アルプスも見えます。

【最高地点:標高約1,700m】

高山植物の間をさらに歩くと、目の前に浅間山と溶岩が広がります。

固まった溶岩の大きさや形から、噴火の規模がいかに大きかったかを確認できます。

【浅間山と固まった溶岩】

コースの最後には、浅間山が噴火した際に生えていた木の形が

そのまま残って空洞になっている「溶岩樹型」も見られます。

【溶岩樹型】

スカイロックトレイルは有料で認定ガイドの同行が必須となっているのですが、

これは活火山である浅間山のすぐ麓で、利用者が安全かつ安心して自然を楽しむためのルールです。

また、火山活動に関する歴史や自然について丁寧に解説してくれるので、

ただ歩くだけではなく大変勉強にもなります。

皆さんもぜひ「スカイロックトレイル」を歩いてみてください!

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2018年05月30日チャツボミゴケ公園ハルザキヤマガラシ駆除と武具脱の池

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

5月28日(月)午前中、「白根山系の高山植物を護る会」主催のチャツボミゴケ公園周辺のハルザキヤマガラシ駆除活動に参加しました。

集まった参加者は、自然公園財団や中之条町の職員、ボランティアの方々など総勢17名ほど。

【山本保護官の挨拶】

チャツボミゴケ公園入口付近のハルザキヤマガラシの数は半端でなく、道路両側にびっしりと群生しており、大きく成長していました。

ここでは今まで駆除をしていなかったのですが、このままでは車などによってチャツボミゴケ公園内に持ち込まれてしまう恐れがあるため、今回初めて駆除作業を実施することになりました。

【作業の様子】

みんなで手分けして作業すること約2時間。すっかり綺麗になりました。

以下は作業前と後の同じ場所の写真です。

【作業前の状況】

【作業後の状況】

回収したハルザキヤマガラシは軽トラックほぼ一杯分の量でした。あとで計測すると、180kgあったそうです。

【回収したハルザキヤマガラシ】

【作業したみんなで記念撮影】

午後は自然公園財団の湯田調査役に案内していただき、草津町の武具脱(ものぬぐ)の池を巡視しました。

「武具脱の池」という名前は、源頼朝の軍勢に追われた源義仲(木曽義仲)の兵士たちがこの池に武具を投げ捨てて逃げた、という伝説に由来するそうです。

今はちょうど真っ白なワタスゲが見ごろです。

【武具脱の池とワタスゲ】

ここでも一部に外来の熱帯スイレンが見つかり、昨年駆除されたのですが、今年もまた出てきていました。まだ完全には駆除できていないようです。

【熱帯スイレン】

先週から駆除作業に参加して外来種の繁殖力の強さを思い知り、運転中などに道路脇の黄色のかたまりを見ると憂鬱になるようになりました。

しかし、人手をかけて毎年地道に作業を行うのが重要で、作業に参加してくださるメンバーの方々の協力や関係者の方々の努力には本当に頭が下がります。

ありがとうございました!

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2018年05月28日第1回湯の丸レンゲツツジ群落保護ボランティア活動

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

526()、第1回湯の丸レンゲツツジ群落保護ボランティア活動に参加しました。

湯の丸高原では、かつては牛の放牧により他の植物が食べられることでレンゲツツジ群落が守られてきていたのですが、放牧が減ると他の植物が繁茂し、レンゲツツジが衰退してしまいました。

そこで現在は、地元ボランティアが中心となり、「人」の力でレンゲツツジ群落を守る活動を続けています。

25日の外来種駆除作業に引き続き、今回も晴天です。

まず初めに、主催者である「湯の丸レンゲツツジ保存会」の下谷会長の挨拶と作業内容の説明、そして参加者それぞれの自己紹介でスタート。

参加者は保存会メンバー、パークボランティア、スカイランニング協会(初参加)、そして嬬恋高校ボランティア部の生徒達です。

【若い力!】

下谷会長の指導の下、早速作業開始です。

今回は、レンゲツツジ周辺に生えてしまった雑木の伐採が主な作業です。

【作業の様子】

今年は例年より成長が早く、既につぼみの状態。

このままだと開花も早いかもしれません。

【レンゲツツジのつぼみ】

作業には、伐採した雑木を処理してチップにする秘密兵器「チョッパー嬬恋村2号機」が登場!

しかし、ここでハプニング。

なんと現場に移動中にキャタピラが外れて巻き込まれ、動かなくなってしまいました...。

急いで応援を呼び、関係者の必死の努力により、2時間ほどかけて何とか昼過ぎに復旧しました。

【復旧作業中のチョッパー】

復旧後のチョッパーは威力を発揮! またたく間に雑木を処理していきます。

【活躍するチョッパー】

【午後の作業の様子】

予定より早めの14:00頃に作業は終了しました。

湯の丸のレンゲツツジ群落は「一目60万株」とも言われ、これから6月~7月にかけて多くの人々の目を楽しませてくれることでしょう。

数十年後もこの美しい光景を見られるよう、高校生の生徒達次世代の皆さんにも湯の丸レンゲツツジ群落を守り続けていって欲しいものです。

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2018年05月25日鹿沢地区ハルザキヤマガラシ駆除作業

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

5月25日(金)、鹿沢地区の外来植物ハルザキヤマガラシの駆除作業に参加しました。

鹿沢地区には鹿沢インフォメーションセンター(IC)が設置されていて、周辺の自然や歴史・文化についての展示・解説、公園の利用案内、自然体験活動などが行われており、どなたでも自由に利用することができます。

【鹿沢IC建物外観】

鹿沢ICの運営協議会メンバーや地元関係者、パークボランティアの皆さんなど合計15名で、鹿沢から湯の丸高原周辺までに生えているハルザキヤマガラシの駆除作業を行いました。

【晴天に恵まれて気持ちがいい】

ハルザキヤマガラシは今の時期に黄色い花を付ける植物で、県道沿いの各所に群生しています。これを、種ができて拡散してしまう前に、一株ずつ根こそぎ引き抜きます。

【この黄色い花です】

【作業の様子】

作業は根気がいりますが、みんなで歩きながら丁寧に除去すると綺麗になります。

【除去後の現場】

また、外来種駆除とあわせて、落ちているゴミも拾いました。残念なことに空き缶やビニール、瓶、プラスチックなど、様々なゴミが捨てられていました。

【除去した外来植物やゴミの回収の様子】

晴天の下で作業して、とても気持ちのいい半日でした。

ひと汗かいた後に食べたお昼のカツカレーもとてもおいしかったです。

来年も頑張るぞ!

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2018年05月14日万座しぜん情報館オープン!

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

はじめまして。

4月に万座自然保護官事務所のアクティブ・レンジャーに着任しました小林直樹です。

よろしくお願いします。

さて、上信越高原国立公園の万座地域に、環境省が整備した「万座しぜん情報館」が5月12日(土)にオープンしました!

「万座しぜん情報館」は、草津白根山を中心とする火山とその周辺の温泉や池沼、動植物などの自然環境に関する情報提供等を目的とした、国立公園利用のための拠点施設です。

建物は木造平屋建てで地元の木材や石をふんだんに使用しており、周辺の高山植物や地層、トレッキングコース等を紹介するコーナーが設置され、火山ガスが岩から噴出する「空吹」を見学できる展望テラスもあります。

【看板】

オープン当日には、環境大臣政務官や町村長をはじめとする関係者を招いた式典が行われました。天気にも恵まれ、無事にテープカットまで執り行うことができました。その後の内覧会では一般の利用者も多数訪れ、石塚徹館長の説明を熱心に聞いていました。

【テープカットの様子。嬬恋村のゆるキャラ「嬬キャベちゃん」も一緒です。】

【火山ジオラマ。火山の地下内部を見ることができます。】

館内には暖炉や本棚も設置されており、ベンチでゆっくり本を読みながらバスを待つこともできます。

【暖炉とベンチで癒されます】

また多目的ホールでは、館長が企画した各種展示や環境省のアクティブ・レンジャー写真展も実施しています。

【クロサンショウウオの飼育展示。名前を募集中です!】

【アクティブ・レンジャー写真展も開催中(~71日(日)まで)】

今後も、館長による自然観察ツアー「わくわく万探(マンタン)ツアー」や新たな企画展等、季節に合わせた様々なイベントが計画されています。

万座の情報やイベント詳細などについては、万座しぜん情報館のHPをご覧ください。

http://www.manzanc.jp

皆さん、ぜひ「万座しぜん情報館」に遊びにお越しください!

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2018年02月23日一ヶ月が経過しました

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 小林映絵

本白根山の噴火から、本日2月23日でちょうど一ヶ月が経過しました。

噴火当日からしばらくは、噴火の映像がトップニュースとして各報道番組等で取り上げられました。

その映像は、これまで見ていたスキー場の雰囲気とは全く違うものとして目に映ったのを今も覚えています。

この噴火により、噴火警戒レベル3(入山規制)へ引き上げが行われました。

現在も本白根鏡池付近から概ね2kmの範囲については警戒が呼びかけられています。

しかし、付近にある草津温泉や万座温泉の観光地はどちらも警戒区域外となっています。

噴火から一ヶ月が経過した今は観光客の足も戻ってきているようで、普段と変わらず

多くの方に温泉やスキーを楽しんでいただいている様子を見ることができました。

【草津温泉で足湯を楽しむ観光客】

【万座温泉スキー場でスキーやスノーボードを楽しむ観光客】

今回の噴火により、自然がもたらす災害と恩恵について再認識することとなりました。

特に、地元の観光関係者のインタビューで聞いた「共存し生活している」という言葉には前向きなイメージを抱きました。この自然を守り活用していくことを一緒に考えていけたらと感じているところです。

この噴火により、12名の方が死傷されております。

亡くなられた方のご冥福と、怪我をされた方の一日も早い回復をお祈り申し上げます。

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