アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
第一回歩く利用部会が開催されました!
2017年09月05日9月になって突然ぐっと気温が下がりましたね・・・一気に秋の気配が高まりました。
8月31日(木)、妙高戸隠連山国立公園連絡協議会の"第1回歩く利用部会"が開催されました。
○歩く利用部会とは
滞在時間を延ばし、じっくり楽しんで欲しい。そのためには、車などでスポット的にまわる従来の観光ではなく、歩いてゆっくり楽しんでもらう方法を模索しよう!
ということで、"ロングトレイル"を軸に歩く利用のしかたを考えていく会議がこの"歩く利用部会"です。
○どんなことを話しあったの?
ロングトレイルのコースを設置するにあたってどこを見て欲しいか、何を体感して欲しいか、どんなコンセプトにするか・・・ワークショップ形式で話し合いました。
3班に分かれて話をしましたが、3班とも新幹線の駅を起点・終点にし、"信越トレイル"と"塩の道"をつなぐ、ほぼ同じコース案になりました。
しかし、それぞれ全く毛色の違うコンセプトが提案され、とても刺激的なワークショップでした!
○各班で考えたコンセプト
A班:信仰をつなぎ、なりわいをたどる山の道「五山トレイル」
B班:妙高戸隠連山を見ながら歩くトレイル
C班:境界を越えるトレイル
「思い立ったらすぐロングトレイル」や「一目五山の五目トレイル」なんていうキャッチコピーも登場し、議論白熱!
県境を越えると空気感が変わる、植生帯の境目がある、トンネルを通り抜けると時空を超えたような感覚になる・・・など様々な「境界を越える」ことをコンセプトにする班など、今後の展開が楽しみになるワークショップでした。
○これからの動き
今後は実際にコースを設置するならどこを歩いた方がより楽しいかなど、関係者で現地調査も行いながら3年後の開通を目指します!
長くなってしまいましたが、みんなで知恵を出し合って、色々な方が楽しめる妙高戸隠連山国立公園にしていきたいです(^^♪
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期間:平成29年9月1日(金)~11月15日(水)
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