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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

「藤前干潟インタビュー④」のご紹介

2014年03月05日
名古屋
名古屋自然保護官事務所では、昨年度から
「未来へ繋ぐ 藤前干潟インタビュー」と題して、
藤前干潟の保全や普及啓発に関わってきた方のお話を聴き、
そのお話を記事にまとめています。

1月の初めに、4人目の「藤前干潟インタビュー」として、
藤前干潟協議会の運営委員長を務める千頭聡さんにお話を聴きました。

【インタビューの様子(左端が千頭先生)】

千頭先生は、日本福祉大学で国内外の環境に関わる研究をされている傍ら、
藤前干潟協議会の運営委員長として、協議会の議長を務めてみえます。


【最近の藤前干潟協議会】

藤前干潟協議会は、藤前干潟の保全と活用を
地元住民や市民団体、研究者、行政の担当者などが
一緒に話し合っていく場として、2005年3月に作られた協議会です。

インタビューの中で千頭先生も話されていますが、
この協議会は、協議会の目的に賛同する方であれば
誰でも出席できるという大きな特色を持っています。
それ故に、様々な立場の関係者がそれぞれの意見を強く主張し始めてしまうと、
議論が進まないということが起こりがちです。
そんな議論を「落とし所」に導いてきたのが議長である千頭先生です。


【昨年のラムサール条約登録10周年記念式典で挨拶をする千頭先生】

今回のインタビューでは、
千頭先生が議長を務めていく上での心がけや想いを伺うことができました。
また、生物多様性の維持や持続可能な開発に繋がるお話も
聴くことができました。

藤前干潟に関係する方だけではなく、
特に環境について学んでいる方、これから環境について学ぶ方にとっても
興味深いインタビューになっていると思います。

ぜひ、皆さんも千頭先生の「藤前干潟インタビュー」を読んでみてください。