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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

GW事業&JPR事業のイベント

2012年07月09日
志摩
7月7日、8日にグリーンワーカー事業 (GW)、子どもパークレンジャー事業(JPR)の
自然体験プログラムを実施しました!(前回のイベント記事は、コチラから)

≪GW事業・第三回目≫
「シュノーケルin浦村」
 実施日:7月7日(土) 9:30~12:30
 場 所:小白浜(→“インフォメーションセンター遊民”に変更)
 内 容:①海鮮問屋見学と鳥羽のまちあるき、②パックテスト、③シーグラスでアクセサリー作り
 (雨天のため、内容を変更して実施しました。)


【海鮮問屋さんでサザエについて勉強】

【鳥羽海上保安部のみなさんとパックテスト】

【海の汚れを学ぶ実験】

豊かな海の恵みを受けて発展してきた鳥羽市。
日本でも有数の多くの海女が活躍する場所であり、
町の多くの人々が漁業に携わっています。

“鳥羽の海 感じ隊!”と命名された子どもたちと共に、
鳥羽の町と海との繋がりを感じることができました。


≪JPR事業≫
「川辺の里で遊びたい隊!~横輪のむかしあそび~」
 実施日:7月8日(日) 10:00~15:00
 場 所:伊勢市横輪町 風輪前
 内 容:①横輪川で自然体験、②横輪町散策、③野菜の収穫、④縄ない体験


【現地調達の竹であっという間に釣り竿が!】

【“ハヤ取りビン”初めて見ました!】

【ホタルの里で有名な横輪町。幼虫を発見!】

横輪町のみなさんは、自然を楽しむスペシャリスト!
案内してもらった横輪川では、アマゴやオイカワ、ホタルの幼虫など
たくさんの生きものを発見できました。
“むかしあそび”が昔と変わらず体験できるのも、
町のみなさんが今ある横輪町の資源を大切にしようと守り続けてきたからこそ。
人口100人に満たない町ですが、その熱心な活動はますます活発になってきています!


以上で、今年度のGW事業、JPR事業の自然体験プログラムは終了です。
今回、参加者の方から「こうしたイベントを通してじゃないと、自然とふれあう機会や場所がない」という声を聞きました。
なんだかとても悲しくなります。
子どもたちに伊勢志摩国立公園の自然を感じてもらう機会、これからも積極的に作っていかねば!と思った一日でした。