アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
2024秋の藤前干潟クリーン大作戦が開催されました
2024年11月13日
名古屋
皆さま、こんにちは。
名古屋自然保護官事務所、アクティブ・レンジャーの二宮です。
長かった暑い夏がようやく過ぎ、朝晩はひんやりと感じる日が増えてきました。
ここ藤前干潟にも、澄んだ秋の空が広がっています。
カモもたくさん訪れる季節になりました。
さて、去る10月19日土曜日に、秋の藤前干潟クリーン大作戦が開催されました。
このイベントは、
①ラムサール条約に恥じない藤前干潟にする
②子どもたちが安心して遊べる干潟や川を取り戻す
③流域全体のごみや水のことを考えるネットワークを形成する
ことを目標に掲げ、地域住民、企業、大学、行政機関等が一体となって
藤前干潟の清掃活動を実施しています。
年2回、春と秋に開催され、今年で20周年を迎えました。
名古屋自然保護官事務所の私たちも毎回参加させていただいており、
今回も新川と庄内川に挟まれた中州エリア、通称「中堤」会場にて活動を行いました。
【活動1:清掃活動】
川岸に漂着したごみをカゴで堤防の上まで引き上げ、分別作業を実施しました。
第41回目の開催となる今回の参加者数は1,987名、回収されたごみは1,028袋(45L袋)となりました。
藤前干潟クリーン大作戦の様な藤前干潟での清掃活動は、伊勢湾、さらにその先の海へ流れこむ海ごみを
減らすことにもつながります。まさに「伊勢湾ごみ流出防衛最前線」の活動です。
【活動2:水質調査】
庄内川流域(上流~下流)の水を取り集め、中部大学のボランティアのみなさんと水質調査を実施しました。
透明度、COD(化学的酸素要求量)、PH、塩分濃度、においを調査し、
調査結果に所見を織り込み、参加者へ報告しました。
参加されたみなさんから興味を持って頂けた様子で、質問もたくさんありました。
【活動3:干潟観察会】
秋のクリーン大作戦では、清掃活動後、干潟観察会を開催しています。干潟の感触を体感していただくため、
参加者には靴下で参加いただいています。今回51名の方が参加、午前中の清掃活動の疲れも見せず、
カニや貝など干潟の生きものを探したり干潟に残る鳥の足跡を見つけたりと、楽しんでいただけた様子でした。
今後も皆さんとともに、藤前干潟周辺の清掃活動を続け、
たくさんの生きものが住める環境を守っていきたいと思います。
名古屋自然保護官事務所、アクティブ・レンジャーの二宮です。
長かった暑い夏がようやく過ぎ、朝晩はひんやりと感じる日が増えてきました。
ここ藤前干潟にも、澄んだ秋の空が広がっています。
カモもたくさん訪れる季節になりました。
さて、去る10月19日土曜日に、秋の藤前干潟クリーン大作戦が開催されました。
このイベントは、
①ラムサール条約に恥じない藤前干潟にする
②子どもたちが安心して遊べる干潟や川を取り戻す
③流域全体のごみや水のことを考えるネットワークを形成する
ことを目標に掲げ、地域住民、企業、大学、行政機関等が一体となって
藤前干潟の清掃活動を実施しています。
年2回、春と秋に開催され、今年で20周年を迎えました。
名古屋自然保護官事務所の私たちも毎回参加させていただいており、
今回も新川と庄内川に挟まれた中州エリア、通称「中堤」会場にて活動を行いました。
【活動1:清掃活動】
川岸に漂着したごみをカゴで堤防の上まで引き上げ、分別作業を実施しました。
第41回目の開催となる今回の参加者数は1,987名、回収されたごみは1,028袋(45L袋)となりました。
藤前干潟クリーン大作戦の様な藤前干潟での清掃活動は、伊勢湾、さらにその先の海へ流れこむ海ごみを
減らすことにもつながります。まさに「伊勢湾ごみ流出防衛最前線」の活動です。
【活動2:水質調査】
庄内川流域(上流~下流)の水を取り集め、中部大学のボランティアのみなさんと水質調査を実施しました。
透明度、COD(化学的酸素要求量)、PH、塩分濃度、においを調査し、
調査結果に所見を織り込み、参加者へ報告しました。
参加されたみなさんから興味を持って頂けた様子で、質問もたくさんありました。
【活動3:干潟観察会】
秋のクリーン大作戦では、清掃活動後、干潟観察会を開催しています。干潟の感触を体感していただくため、
参加者には靴下で参加いただいています。今回51名の方が参加、午前中の清掃活動の疲れも見せず、
カニや貝など干潟の生きものを探したり干潟に残る鳥の足跡を見つけたりと、楽しんでいただけた様子でした。
今後も皆さんとともに、藤前干潟周辺の清掃活動を続け、
たくさんの生きものが住める環境を守っていきたいと思います。