
アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
「カモシカ」はシカじゃない?
2026年09月09日
万座
国の特別天然記念物に指定されているカモシカ。
なかなか見ることのできない珍しい動物かというと、案外そうでもありません。ここ嬬恋村では、山に入らずとも車の中から見かけることがあります。
登山道でばったり出会うことも多く、たいていはカモシカが先にこちらに気づいているようで、立ち止まってこちらの様子を窺っています。
体が大きく目立ちそうですが、さすが野生動物といったところでしょうか、気配を感じさせず、知らないうちにこちらが近づき、カモシカが逃げ出して初めて、その存在に気づくこともあります。
基本的にはおとなしい動物ですが、野生動物であることに変わりはありません。出会ったときは無理に近づいたり追いかけたりせず、十分な距離を取って静かに見守りましょう。
登山道で出会ったカモシカ

カモシカは名前に「シカ」が入りますが、シカ科のシカとは違い、ウシ科に分類される生き物です。
角にも違いがあり、カモシカは雌雄ともに短い角が生え、生え替わることはありません。
一方、シカは雄にだけ長く枝分かれした角が生え、1年に1回生え替わります。
また、カモシカは基本的に単独で行動し、それぞれが縄張りを持ちます。一方、シカは複数の個体がまとまって行動する姿がよく見られるなど、生態にも違いがあります。
シカの親子

カモシカは個体によって色の違いがあり、黒っぽい個体の後ろ姿は、笹やぶの中ではクマと見間違えられることもあります。
後ろ姿はクマに見えることも?

かつてカモシカは、狩猟によって個体数が激減し、「幻の動物」とも呼ばれていました。その後、特別天然記念物に指定され、保護されてきたことで、個体数は回復してきました。
一方、地域によっては、増加したシカによる植生への影響や、餌をめぐる競合がカモシカの生息に影響していると考えられています。
穏やかな表情で、どこか愛嬌のあるカモシカ。しかしその暮らしは、今も昔も、周囲の環境の変化と無縁ではないようです。
なかなか見ることのできない珍しい動物かというと、案外そうでもありません。ここ嬬恋村では、山に入らずとも車の中から見かけることがあります。
登山道でばったり出会うことも多く、たいていはカモシカが先にこちらに気づいているようで、立ち止まってこちらの様子を窺っています。
体が大きく目立ちそうですが、さすが野生動物といったところでしょうか、気配を感じさせず、知らないうちにこちらが近づき、カモシカが逃げ出して初めて、その存在に気づくこともあります。
基本的にはおとなしい動物ですが、野生動物であることに変わりはありません。出会ったときは無理に近づいたり追いかけたりせず、十分な距離を取って静かに見守りましょう。
登山道で出会ったカモシカ

カモシカは名前に「シカ」が入りますが、シカ科のシカとは違い、ウシ科に分類される生き物です。
角にも違いがあり、カモシカは雌雄ともに短い角が生え、生え替わることはありません。
一方、シカは雄にだけ長く枝分かれした角が生え、1年に1回生え替わります。
また、カモシカは基本的に単独で行動し、それぞれが縄張りを持ちます。一方、シカは複数の個体がまとまって行動する姿がよく見られるなど、生態にも違いがあります。
シカの親子

カモシカは個体によって色の違いがあり、黒っぽい個体の後ろ姿は、笹やぶの中ではクマと見間違えられることもあります。
後ろ姿はクマに見えることも?

かつてカモシカは、狩猟によって個体数が激減し、「幻の動物」とも呼ばれていました。その後、特別天然記念物に指定され、保護されてきたことで、個体数は回復してきました。
一方、地域によっては、増加したシカによる植生への影響や、餌をめぐる競合がカモシカの生息に影響していると考えられています。
穏やかな表情で、どこか愛嬌のあるカモシカ。しかしその暮らしは、今も昔も、周囲の環境の変化と無縁ではないようです。