アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
出前講座~未来につなごう藤前干潟~
2024年07月18日
名古屋
私たち名古屋自然保護官事務所では、
アクティブ・レンジャーが藤前干潟の環境と保全をテーマとして、
主に名古屋市内の小学生を対象に出前講座を実施しています。
今回は、小学校で出前講座を行っている様子をご紹介します。
<出前講座、はじめます!>
嬉しいことに、毎年多くの小学校から出前講座の依頼があります。
講座では、藤前干潟の歴史や生き物、課題(ごみ問題等)について
お話ししています。
写真や動画、干潟に住む生き物を用意し、
わかりやすく説明するように心がけています。
<わかるかな?>
みなさんに楽しんで学んでもらえるように、
クイズもたくさん用意してお話ししています。
講座が進むにつれて、段々とみなさんの表情も和やかになり、
発言も多くなります。
時には難しい質問も飛び出て、私たちもタジタジ、感心しきりです。
<アクティブ・レンジャー劇場>
講座ではアクティブ・レンジャーによる劇(寸劇??)も
織り交ぜます。
みなさんの視線が痛い...
なんてことはありません!!
とても好評です(おそらく...)
<藤前干潟を体験~ごみ問題を考えよう~>
出前講座の後半は、藤前干潟の「今」を知ってもらう時間です。
まずは、藤前干潟の課題の一つである、
マイクロプラスチックについて考えます。
これは、藤前干潟に漂流したマイクロプラスチックを
分別している場面。
「こんな小さなプラスチックもある!」
「拾うのが大変!」という声があちこちから上がります。
藤前干潟の豊かな自然を未来につなぐため、自分達になにができるのか、
考えてもらうきっかけになるとといいな、と思います。
<藤前干潟を体験~干潟の生き物たちを観察しよう~>
最後に、みなさんが大好きな干潟の生き物を観察します。
まずは出前講座のスーパースター、トビハゼをスケッチ。
「トビハゼの目の中、ハートだ!」「歯が出てる!」など、
とても盛り上がります。干潟の生き物を間近に観察することができる、
貴重な体験になってもらえるといいなと思います。
カニたちの水槽も大人気です。水槽に顔を近づけ、
触りたい! 挟まれない? かわいい!!と大騒ぎ。
出前講座後半の体験時間では、
私たちとみなさんとの距離がぐっと縮まります。
出前講座は、直接みなさんとお話しすることができるので、
アクティブ・レンジャーにとっても刺激的で学ぶことが
多い時間です。
今後も、藤前干潟の環境と保全をより多くの人に知って
いただくために、この活動を続けていきたいと思っています。
~出前講座の主役たちを紹介します~
出前講座で藤前干潟の生き物を実際に見ていただくため、
アクティブ・レンジャーがカニやトビハゼを大切に飼育しています。
今回は、その一部をご紹介します。
<トビハゼ>
ヒレを使って飛び跳ねて移動します。水槽から飛び出るくらいの
元気者です。出前講座でも観察中に飛び跳ねて、みなさん大喜び。
私たちにもすっかり慣れて、写真を撮ろうとしたら近寄ってきました。
<アカテガニ>
甲羅中心にあるH型の溝がはっきりとしているのが特徴です。
事務所の前を歩いていたので、さくっと捕獲しました。
笑っているような甲羅にいつも癒やされています。
事務所の中でいちばん大きなカニです。
<クシテガニ>
赤色の指部が特徴です。指先に密に並んだイボが、
クシを連想させることからその名がついたとか。
<アシハラガニ>
甲羅の表面がなめらかで、足にも毛があまりないので、
扱いやすく、みなさんにも触ってもらっています。
力強い鋏をもち、体格が良いので、
キン肉マンのようだな、とひそかに思っています。
<ベンケイガニ>
漢字で書くと「弁慶蟹」。脚部に剛毛が生えています。
カニのイメージそのままの、真っ赤な甲羅です。
アクティブ・レンジャーが藤前干潟の環境と保全をテーマとして、
主に名古屋市内の小学生を対象に出前講座を実施しています。
今回は、小学校で出前講座を行っている様子をご紹介します。
<出前講座、はじめます!>
嬉しいことに、毎年多くの小学校から出前講座の依頼があります。
講座では、藤前干潟の歴史や生き物、課題(ごみ問題等)について
お話ししています。
写真や動画、干潟に住む生き物を用意し、
わかりやすく説明するように心がけています。
<わかるかな?>
みなさんに楽しんで学んでもらえるように、
クイズもたくさん用意してお話ししています。
講座が進むにつれて、段々とみなさんの表情も和やかになり、
発言も多くなります。
時には難しい質問も飛び出て、私たちもタジタジ、感心しきりです。
<アクティブ・レンジャー劇場>
講座ではアクティブ・レンジャーによる劇(寸劇??)も
織り交ぜます。
みなさんの視線が痛い...
なんてことはありません!!
とても好評です(おそらく...)
<藤前干潟を体験~ごみ問題を考えよう~>
出前講座の後半は、藤前干潟の「今」を知ってもらう時間です。
まずは、藤前干潟の課題の一つである、
マイクロプラスチックについて考えます。
これは、藤前干潟に漂流したマイクロプラスチックを
分別している場面。
「こんな小さなプラスチックもある!」
「拾うのが大変!」という声があちこちから上がります。
藤前干潟の豊かな自然を未来につなぐため、自分達になにができるのか、
考えてもらうきっかけになるとといいな、と思います。
<藤前干潟を体験~干潟の生き物たちを観察しよう~>
最後に、みなさんが大好きな干潟の生き物を観察します。
まずは出前講座のスーパースター、トビハゼをスケッチ。
「トビハゼの目の中、ハートだ!」「歯が出てる!」など、
とても盛り上がります。干潟の生き物を間近に観察することができる、
貴重な体験になってもらえるといいなと思います。
カニたちの水槽も大人気です。水槽に顔を近づけ、
触りたい! 挟まれない? かわいい!!と大騒ぎ。
出前講座後半の体験時間では、
私たちとみなさんとの距離がぐっと縮まります。
出前講座は、直接みなさんとお話しすることができるので、
アクティブ・レンジャーにとっても刺激的で学ぶことが
多い時間です。
今後も、藤前干潟の環境と保全をより多くの人に知って
いただくために、この活動を続けていきたいと思っています。
~出前講座の主役たちを紹介します~
出前講座で藤前干潟の生き物を実際に見ていただくため、
アクティブ・レンジャーがカニやトビハゼを大切に飼育しています。
今回は、その一部をご紹介します。
<トビハゼ>
ヒレを使って飛び跳ねて移動します。水槽から飛び出るくらいの
元気者です。出前講座でも観察中に飛び跳ねて、みなさん大喜び。
私たちにもすっかり慣れて、写真を撮ろうとしたら近寄ってきました。
<アカテガニ>
甲羅中心にあるH型の溝がはっきりとしているのが特徴です。
事務所の前を歩いていたので、さくっと捕獲しました。
笑っているような甲羅にいつも癒やされています。
事務所の中でいちばん大きなカニです。
<クシテガニ>
赤色の指部が特徴です。指先に密に並んだイボが、
クシを連想させることからその名がついたとか。
<アシハラガニ>
甲羅の表面がなめらかで、足にも毛があまりないので、
扱いやすく、みなさんにも触ってもらっています。
力強い鋏をもち、体格が良いので、
キン肉マンのようだな、とひそかに思っています。
<ベンケイガニ>
漢字で書くと「弁慶蟹」。脚部に剛毛が生えています。
カニのイメージそのままの、真っ赤な甲羅です。