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中部環境局

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

志賀高原の岩菅山

2026年07月30日
志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

7月22日は岩菅山(いわすげやま)の歩道の状況を確認しました。
コースは東館山山頂→金山沢の頭→ノッキリ→岩菅山山頂→ノッキリ→アライタ沢→一の瀬バス停でした。なお、東館山山頂まではゴンドラリフトを利用しました。
※登山道を歩く際は、熊が近くに来ないように、ラジオや鈴、笛など音の出るもので人の存在を知らせながら歩いてください。

ノッキリの手前の小ピークから見た岩菅山山頂部です。
岩菅山山頂部を望む

登山道では所々にぬかるみがあります。ぬかるみではよく見ると足場となる石や木材が置かれています。それらを利用しながら通過してください。

また、ノッキリ~岩菅山の区間では歩道が複線化しているところがあります。
一例で下の写真では、おそらく下る時に、どなたかが右上から左下(土が見えているところ)に向かって歩き始め、そこを利用する方が増えるにつれて植物がなくなり、土が見えるようになったのだろうと推測します。
この場所では右側の大きな岩を歩くか、中央のササの下側に沿って歩くかを選択すると植生へのダメージは小さくなります。
登山道の複線化 

さて、歩道で見られた植物などです。
岩菅山山頂の標高は2,295mなので、亜高山帯から高山帯で見られるような植物が生育しています。
※植物を採取しないようにお願いします。植物の採取は自然公園法に触れるおそれがあります。

シモフリゴケ(岩菅山山頂で撮影)。
葉の先端が透明になっているので白く見えます。コケ植物(蘚苔類)です。
シモフリゴケ

岩肌にびっしりと張り付いた地衣類(岩菅山山頂で撮影)。
地衣類は菌類と藻類が共生している生物です。この岩は橙色や灰色やレモン色などのいろいろな地衣類で覆われています。
 岩に張り付いた地衣類

イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ 

カケスの羽根が散乱していました。青と黒の細かいしま模様が特徴です。
カケスの羽根