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中部環境局

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

天上の楽園 苗場山

2026年07月29日
谷川 渡辺 柊平
皆さまこんにちは、谷川管理官事務所の渡辺です!
夏本番といった様子で、事務所周辺でも暑い日々が続いております。
皆さま、熱中症などにはどうかお気をつけください。
 
さてタイトルの通りですが、先日、苗場山の巡視に行ってきました。
苗場山は新潟県と長野県の県境に位置し日本百名山にも数えられている山です。
山頂部には広大な湿原が広がり、多種多様な高山植物を見ることができます。
 
今回は新潟県側の祓川(はらいがわ)コースを1泊2日で往復する行程で臨みました。
たくさんの高山植物や苗場山ならではの絶景も見ることができましたので、是非最後までよろしくお願いいたします。

中ノ芝を目指して

苗場山祓川コースの登山口は標高約1300m、ここからスタートです。
当日は日も出ておりなかなかの暑さでした・・・!

(祓川コース登山口)
 
まずは最初の休憩地点である中ノ芝を目指します。
初めの約1時間は写真のような樹林帯の中を進みます。

(登山道の様子)
 
風が通らず蒸し暑いコンディションでしたが足元ではたくさんの山地の植物が見られました。
  
(ゴゼンタチバナ)              (アカモノ)
 
登り続けて下ノ芝までたどり着くと、少しずつ開けた景色になっていきます。
下ノ芝から少し歩くと、中ノ芝に到着です。

(中ノ芝)

最後の一頑張り・・・!

中ノ芝からはしばらく緩やかな道が続き、神楽ヶ峰あたりまで行くとようやく苗場山の姿が見えてきます。
 
(苗場山)

しかし神楽ヶ峰からは一旦下りが始まり、その後300m弱登り返します。
コースの中では一番の急登ですのでここが頑張りどころです!

(山頂部までの登山道)
 
所々で休憩をはさみながら登りきると、一気に視界が開けて湿原が広がります。
いつ来てもこの瞬間は最高で、登ってきて良かったと感じます。

(山頂部の様子)

山頂の大湿原

山頂部まで来るとあまり登りもなく、心地いい湿原歩きが楽しめます。
苗場山のように、山頂部が広大な湿原になっている山は少なく、とても珍しいです。

(湿原の様子)

湿原地帯は冷涼で、一部にはまだ残雪がありました。(7月初めまでは登山道まで雪があったようです)

(残雪の様子)


チングルマの花は既に終わっていましたが、ワタスゲはちょうど見ごろで湿原全域でみることができました。

(ワタスゲと湿原)
 
1泊2日ですとやはり湿原全体をゆっくり楽しむことができ、夕暮れ時にはこんな景色も見ることができました。


 
 
 

天上の楽園とも呼ばれる苗場山、ここならではの絶景が楽しめます。
機会がありましたら是非訪れてみてはいかかでしょうか。