
アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
4月中旬、藤前干潟協議会運営委員会がありました
2026年07月12日
名古屋
こんにちは。
名古屋自然保護官事務所の荒木です。
干潟にハマシギとダイゼンが集まっていました。
一羽だけ、ちいちゃいのが混ざっていますよ~
誰かな?答えは最後に…!(写真は4月後半)

去る4月中旬、第127回藤前干潟協議会運営委員会(以下、協議会)が開催されました。協議会は、住民・NPO・研究者・行政が一体となり、藤前干潟の保全と活用について話し合う場として2005年3月に設立されました。藤前干潟が市民運動で守られた背景から、賛同者であれば誰でも参加できる開かれた協議会です。
名古屋市による干潟の生態系及びCO₂吸収量の調査(※)や、第5回アジアパラリンピック競技大会2026開催を踏まえた「スポーツイベント×稲永公園×生き物の普及」への取り組み等について共有されました。(※この調査は、環境省の補助事業である、「戦略的『令和の里海づくり』基盤構築支援事業」(令和8年度)に採択されています。)
また、過去の決定事項を紹介しますと、近年藤前干潟において釣り人が急増し、釣り具の放置による野鳥への被害が生じていることで始まった、「釣りごみ清掃活動」もこの協議会で決定され、今も継続しています。
名古屋自然保護官事務所は協議会の事務局を運営しており、ワタクシ新米ARも、年6回ある協議会案内や議事録などを担当させていただきます。

藤前干潟は残された、そして協議会も設置されている、しかし、形式だけに落ち着くことなく、中身のある協議会になるかどうかは、夜中まで生き物調査をした市民の方たちの思いやこの協議会を引き継いでいく私たちや未来の世代であることを感じました。
稲永ビジターセンターがあります稲永公園周辺では、「鳥」に纏わるものがチラホラと見つかります。
これらは歩道に敷かれている敷石の一部です!ユリカモメ、コアジサシ、カルガモ、アオサギ、シロチドリなどが描かれた敷石が飾られています。



公園近くの市営団地の壁面には、大きな鳥のオブジェが!


市営団地が建てられたのは1990年代~2000年代とのことで、
2002年に藤前干潟がラムサール条約湿地として登録された事と関連しているのかも知れません(?)。
皆さんも、見つけたらニヤリとしてくださいね。
さて、冒頭クイズの回答です。ハマシギやダイゼンの団体さんに混ざっていたのは、
トウネンでした!

トウネンは、夏にシベリア北東部やアラスカ北西部のツンドラで繁殖し、冬は東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドにかけて越冬します。日本には春と秋の渡りの途中で立ち寄る旅鳥として全国に渡来し、九州以南では越冬する個体も見られます。和名の「当年」は、今年生まれた赤子のように体が小さいことから名付けられたそうです。
名古屋自然保護官事務所の荒木です。
干潟にハマシギとダイゼンが集まっていました。
一羽だけ、ちいちゃいのが混ざっていますよ~
誰かな?答えは最後に…!(写真は4月後半)

去る4月中旬、第127回藤前干潟協議会運営委員会(以下、協議会)が開催されました。協議会は、住民・NPO・研究者・行政が一体となり、藤前干潟の保全と活用について話し合う場として2005年3月に設立されました。藤前干潟が市民運動で守られた背景から、賛同者であれば誰でも参加できる開かれた協議会です。
名古屋市による干潟の生態系及びCO₂吸収量の調査(※)や、第5回アジアパラリンピック競技大会2026開催を踏まえた「スポーツイベント×稲永公園×生き物の普及」への取り組み等について共有されました。(※この調査は、環境省の補助事業である、「戦略的『令和の里海づくり』基盤構築支援事業」(令和8年度)に採択されています。)
また、過去の決定事項を紹介しますと、近年藤前干潟において釣り人が急増し、釣り具の放置による野鳥への被害が生じていることで始まった、「釣りごみ清掃活動」もこの協議会で決定され、今も継続しています。
名古屋自然保護官事務所は協議会の事務局を運営しており、ワタクシ新米ARも、年6回ある協議会案内や議事録などを担当させていただきます。

藤前干潟は残された、そして協議会も設置されている、しかし、形式だけに落ち着くことなく、中身のある協議会になるかどうかは、夜中まで生き物調査をした市民の方たちの思いやこの協議会を引き継いでいく私たちや未来の世代であることを感じました。
稲永ビジターセンターがあります稲永公園周辺では、「鳥」に纏わるものがチラホラと見つかります。
これらは歩道に敷かれている敷石の一部です!ユリカモメ、コアジサシ、カルガモ、アオサギ、シロチドリなどが描かれた敷石が飾られています。



公園近くの市営団地の壁面には、大きな鳥のオブジェが!


市営団地が建てられたのは1990年代~2000年代とのことで、
2002年に藤前干潟がラムサール条約湿地として登録された事と関連しているのかも知れません(?)。
皆さんも、見つけたらニヤリとしてくださいね。
さて、冒頭クイズの回答です。ハマシギやダイゼンの団体さんに混ざっていたのは、
トウネンでした!

トウネンは、夏にシベリア北東部やアラスカ北西部のツンドラで繁殖し、冬は東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドにかけて越冬します。日本には春と秋の渡りの途中で立ち寄る旅鳥として全国に渡来し、九州以南では越冬する個体も見られます。和名の「当年」は、今年生まれた赤子のように体が小さいことから名付けられたそうです。