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アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
藤前干潟に集う生き物のみなさん。これからどうぞよろしくお願いします。
2024年05月21日
名古屋
2024年4月より名古屋自然保護官事務所のアクティブレンジャーに着任した二宮です。
よろしくお願いいたします。
見るもの聞くものすべてが新鮮な日々を藤前干潟で送っています。
干潟になるタイミングを見計らい、今まで扱ったことのない立派な望遠カメラを手に生き物たちを撮影、
事務所に戻って先輩アクティブレンジャーに聞いたり本で調べたり。
春は干潟に多くの鳥たちが集まるので大忙しです。
愛鳥家の皆様からお叱りを受けそうな未熟な写真の数々ですが、
まずは挨拶がてら、わたしく怖いもの知らずが、ご紹介致します。
チュウシャクシギです。長いくちばしは下に曲がり、大好物のカニを捕まえるのに便利そうです。
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カワウです。お昼休みに稲永ビジターセンター前の堤防沿いを歩いていた所、
みんなで海を眺めていました。
かなり近づいても動じず、何かに取り憑かれているように集中していました。
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イソシギです。甲高い声で鳴き、こっちにいるよ、と呼んでいるようでした。
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ヘラサギです。しゃもじのような平たい長いくちばしが特徴です。
周りの愛鳥家の皆さんも、望遠カメラや望遠鏡をもって追いかけていました。
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次に底生生物をご紹介します。カワザンショウガイです。
石かと思ってよく見ると目がみつかりました。
殻頂部が破損しているのかと思いきや、これが特徴なんだそう。不思議ですね。
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干潟の中から撮影したヨシ原の新葉です。ヨシといえば茶色の葉と穂が秋や夕暮れを連想させますが、
新しい葉は青々として逞しく、春の息吹を感じました。
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ただ、残念なことに、ヨシ原には多くの海洋ごみが漂着していました。
このような風景に慣れることなく、いつも新しい眼で藤前干潟を見守っていきたいと思います。
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同じく4月から新しく着任したレンジャーと共に干潟に入りました。
向こうに見えるのは名古屋港のシンボル、名港トリトン(西大橋)です。
この日はあいにくのお天気でしたが、もやがかった幻想的な風景でした。
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お天気が良い日の藤前干潟では、美しい夕日が海へ沈んでいく姿を見ることができます。
今年度より名古屋自然保護官事務所はこの3名で頑張っていきます。
藤前の生き物たちに会いに、私たちに会いに(笑)、
是非稲永ビジターセンターへお越し下さい!
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よろしくお願いいたします。
見るもの聞くものすべてが新鮮な日々を藤前干潟で送っています。
干潟になるタイミングを見計らい、今まで扱ったことのない立派な望遠カメラを手に生き物たちを撮影、
事務所に戻って先輩アクティブレンジャーに聞いたり本で調べたり。
春は干潟に多くの鳥たちが集まるので大忙しです。
愛鳥家の皆様からお叱りを受けそうな未熟な写真の数々ですが、
まずは挨拶がてら、わたしく怖いもの知らずが、ご紹介致します。
チュウシャクシギです。長いくちばしは下に曲がり、大好物のカニを捕まえるのに便利そうです。
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カワウです。お昼休みに稲永ビジターセンター前の堤防沿いを歩いていた所、
みんなで海を眺めていました。
かなり近づいても動じず、何かに取り憑かれているように集中していました。
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イソシギです。甲高い声で鳴き、こっちにいるよ、と呼んでいるようでした。
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ヘラサギです。しゃもじのような平たい長いくちばしが特徴です。
周りの愛鳥家の皆さんも、望遠カメラや望遠鏡をもって追いかけていました。
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次に底生生物をご紹介します。カワザンショウガイです。
石かと思ってよく見ると目がみつかりました。
殻頂部が破損しているのかと思いきや、これが特徴なんだそう。不思議ですね。
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干潟の中から撮影したヨシ原の新葉です。ヨシといえば茶色の葉と穂が秋や夕暮れを連想させますが、
新しい葉は青々として逞しく、春の息吹を感じました。
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ただ、残念なことに、ヨシ原には多くの海洋ごみが漂着していました。
このような風景に慣れることなく、いつも新しい眼で藤前干潟を見守っていきたいと思います。
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同じく4月から新しく着任したレンジャーと共に干潟に入りました。
向こうに見えるのは名古屋港のシンボル、名港トリトン(西大橋)です。
この日はあいにくのお天気でしたが、もやがかった幻想的な風景でした。
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お天気が良い日の藤前干潟では、美しい夕日が海へ沈んでいく姿を見ることができます。
今年度より名古屋自然保護官事務所はこの3名で頑張っていきます。
藤前の生き物たちに会いに、私たちに会いに(笑)、
是非稲永ビジターセンターへお越し下さい!
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