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アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
【子育て真っ只中】
2023年05月26日
妙高
今、鳥たちは巣材集めに大忙し。種類によってマイホームへのこだわりが違うようで、形や素材はさまざま。無事卵がかえると、今度はせっせと餌集め。聞いたところによるとシジュウカラは雛のために毎日200~300回も餌を運ぶそうです。働き者の鳥たち、応援したくなりますね。
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小鳥の多くは雌がメインで巣作りをします。樹洞をふかふかにするためにたくさんの枯れ葉を集めているキビタキの雌。
一方、巣作りは夫婦で協力しておこなうイワツバメ。枯れ草と土をまぜて壁面に巣を作ります。空中で餌取りをするので地上に降りるのは巣材集めの時だけです。
大きな樹洞の中に枯枝や根を上手に組み合わせて椀型の巣を作っているのはアカハラ。まさに卵を温めている最中のようです。
コサメビタキも夫婦協働で巣作りをします。コケ植物をクモの糸を使って椀型にしつらえた表面に地衣類を貼り付けて目立たないようカモフラージュ(鳥の右側)。卵の温めも、かわりばんこで行う愛妻家。
キツツキの古巣を活用して子育てするゴジュウカラ。雛のために入れ替わりで昆虫を運んでいました。
こちらもキツツキの古巣をマイホームに選んだニュウナイスズメ。雛のためにイモムシを届けるパパ雀。
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小鳥の多くは雌がメインで巣作りをします。樹洞をふかふかにするためにたくさんの枯れ葉を集めているキビタキの雌。
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コサメビタキも夫婦協働で巣作りをします。コケ植物をクモの糸を使って椀型にしつらえた表面に地衣類を貼り付けて目立たないようカモフラージュ(鳥の右側)。卵の温めも、かわりばんこで行う愛妻家。
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