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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

【いもり池周辺の野鳥・秋】

2022年11月04日
妙高 アクティブ・レンジャー 帖地千尋
落葉する木が少しずつ増えてきて、森の中の見通しが良くなり、野鳥が観察しやすい季節です。いもり池周辺で、今見られる野鳥たちを紹介します。近頃はヤブの中をちょこちょこ移動するアオジ、樹上に冬鳥としてやってきたマミチャジナイをよく見かけます。その中にシロハラが混じることも。タラノキの実はこのツグミ類やカラ類、メジロが次々とやってきて大人気。繁殖期は昆虫を食べるアオゲラやキビタキも食べにきていました。タラノキを見つけたら待っているとお腹をすかせた鳥たちがやってくるかもしれません。
アオジ。ヤブの中をいったりきたりして虫を探しています。
マミチャジナイ。集団で群れになっているので見つけやすいかも?
シロハラ。マミチャジナイより少し大きく、黄色いアイリングが特徴。
メジロ。繁殖期以外でもつがいで行動しているようでした。
アオゲラ。秋から冬は木の実も食べます。
キビタキ(メス)。まだ移動しないみたいです。
キバシリ。見通しが良くなったおかげで見つけることができました。