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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

レンゲツツジの群生地 須坂市の五味池破風高原

2026年06月10日
志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
事務所は山ノ内町の志賀高原にあるのですが、担当区域は北から長野県栄村、野沢温泉村、木島平村、山ノ内町、高山村、須坂市です。

6月9日はレンゲツツジの群生地である須坂市の五味池(ごみいけ)破風(はふ)高原で、歩道の状況や利用状況を確認しました。

五味池破風高原でレンゲツツジの群生が見られるのは標高がおおよそ1500mから1800mまでで標高差があります。
大池(現地での呼び名。地形図での表記は五味池。)など標高の低いところではレンゲツツジは見頃です。
管理棟のある付近やそれよりも標高の高い大平(おおだいら)付近では場所によって見頃であったり、つぼみであったりという状態でした。
現地を管理されている方に話を伺うと開花状況は例年より1週間以上は早いとのことでした。

 大池付近
大池付近のレンゲツツジ

 管理棟付近
管理棟付近のレンゲツツジ

五味池破風高原は乳山牧場と呼ばれる牧場で牛が放牧されていました。牛は有毒のレンゲツツジを食べずに、レンゲツツジ周辺のササなどを食べることでレンゲツツジが残り、レンゲツツジが群生する景観が維持されていました。
牛が放牧されなくなってからは地域の方が人力でレンゲツツジ周辺のササなどを刈払うことで景観が維持されています。現地を見るとその労力は並大抵ではないことが分かります。労力やお金が限られているので、毎年刈払いを行う区域、2年に1回刈払いを行う区域などを決めて、刈払いを行っているとのことでした。

 刈払いの頻度が低いとレンゲツツジがササに覆われるようになります
ササの刈払いが行われていないレンゲツツジ

なお、麓の集落から五味池破風高原までの10kmあまりは、曲がりくねった山道となります。また、道幅が狭い区間があります。お気をつけてお出かけください。