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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

第44回藤前干潟クリーン大作戦に参加しました

2026年05月28日
名古屋 二宮 準子
皆さま、こんにちは。
名古屋自然保護官事務所の二宮です。
 
5月だというのに、もう夏のような暑さの日も増えてきました。
さすがに渡り鳥たちも減ってはきましたが、キアシシギは姿を見せてくれました。
旅立つ前の打ち合わせでしょうか。なんだかお話をしているようにみえます。


さて、去る5月16日(土)、藤前干潟クリーン大作戦が開催されました。
この活動は市民をはじめ多くの団体で構成される藤前干潟クリーン大作戦実行委員会が
企画・開催しており、今回で第44回を迎えます。春と秋の年2回開催されており、
名古屋自然保護官事務所も毎回活動に参加しています。
藤前干潟の先の伊勢湾へ流れる海ごみを減らすことにもつながる活動です。
当日は、藤前干潟拠点施設である藤前干潟活動センター前の藤前会場と、
港区の庄内川・新川に接する8学区会場で活動を行いました。
名古屋自然保護官事務所は、藤前会場で活動を実施しました。
干潮の時間と重なり、干潮の藤前干潟を見ながらの活動となりました。


名古屋自然保護官事務所のメンバーは、愛知県の中部大学の学生と協力し、
マイクロプラスチック収集と、庄内川の水質調査をおこない、参加者の皆さんに結果を報告しました。
学生から「藤前干潟に多くのマイクロプラスチックがあることにびっくりした」や、
「CODや導電量の簡易調査により、庄内川の下流は上流に比べ有機物が多い(汚れがある)ことが
数値でわかった」などの感想も報告しました。
 
 

回収したごみは可燃物45L×571袋、不燃物45L×37袋、参加者1,631名でした。
尚、当日はNHKによる取材があり、
ニュースで藤前干潟クリーン大作戦の様子が放映されました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-3000048451
 
次回のクリーン大作戦は10月24日(土)の予定です。
 

【おまけ】
藤前干潟には、大きな石を干潟の上に積み上げた「石倉」が点在します。
この石倉は、積み上げた石の隙間にウナギなどの生きものが満潮時に入りこみ、
潮が引く前に周囲を網で取り囲んで中の生きものを捕る漁法です。
藤前地区では、かつて漁業が盛んにおこなわれており、この辺りでウナギをたくさん
捕っていたそうです。
クリーン大作戦のこの日は、潮がとてもよく引き、石倉も見ることができました。


ウナギを食べる(好きな?)のは人だけではありません。
つい先日、アオサギがウナギを捕らえているところを発見しました。
ごちそうをゲットし、ご満悦な様子でした。


最後に告知です。
藤前干潟の拠点施設「稲永ビジターセンター」では、
5月1日(金)~11月29日(日)まで、「サギ展」を開催しています。
また、昨年開催し、好評につきロングラン展示を行っている「ウナギ展」も同時開催しております。
ぜひこの機会に稲永ビジターセンターにお立ち寄りください!