中部地方のアイコン

中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

「渡り鳥調査隊&サギのミニデコイ塗り」イベントを実施しました

2026年05月14日
名古屋 二宮 準子
皆さま、こんにちは。
名古屋自然保護官事務所の二宮です。
今年度も引き続き、大都市名古屋に残る国指定鳥獣保護区「藤前干潟」の様子を、
(なるべく)タイムリーにお届けしたいと思います。お楽しみに。

春のシギ・チドリの渡りは、今がピークです。


・ハマシギとキアシシギ         ・脚がなが~いセイタカシギ
 

さて、去る4月26日(日)、中部地方環境事務所主催の「渡り鳥調査隊&サギのミニデコイ塗り」
イベントを開催いたしました。
冒頭でもお伝えした通り、今はシギ・チドリの春の渡りのシーズンなのですが、
今回は敢えてサギに着目。まずはじめに講師の「NPO法人藤前干潟を守る会」間部さんより、
藤前干潟で見られるサギを紹介。
知ってるサギは?と聞かれたら、「シラサギ(白いサギ)」と答える人も多いのでは。
実は、シラサギというサギはいないのです。皆さん知ってましたか??
 

野鳥観察時の注意点や双眼鏡の使い方の説明のあと、いざ屋外へ。
干潟を目指して鳥たちが集まってきていました。
今日の主役、サギはもちろん、ミサゴ、クロツラヘラサギも見ることができました。
 

あっという間の野鳥観察。名残惜しさもありつつ部屋に戻って、みんなで鳥合わせをしました。
「こんな鳥いたよ」と参加者が報告すると、名古屋市野鳥観察館の野村さんが、
写真を見せたりその鳥の特徴を説明し、また盛り上がりました。
 

次に、大人も子供も楽しめるお待ちかねのミニデコイ塗りの時間です。
デコイとは、昔、狩猟のため「おとり」として使われた木彫りの鳥の模型です。
今回使ったミニデコイは、元はカワセミとして作られたものです。
本来はサギのデコイを使うべきところですが、やむを得ず代用しました。
スタッフの木村さんがデコイの説明や塗り方などレクチャーし、塗り始めます。
 

藤前干潟ではなかなか見ることができない、超レアなアカガシラサキに果敢に挑む人、
安定のダイサギを選んだ人、思い思いに塗っていきます。
 
                            (名古屋市野鳥観察館様提供)

完成したデコイは、参加の記念にお持ち帰りいただきます。
藤前干潟が鳥たちにとって大切な場所であることを楽しく学べる楽しいイベントでした。  
 
最後に告知です。
藤前干潟の拠点施設「稲永ビジターセンター」では、
5月1日(金)~11月29日(日)まで、「サギ展」を開催しています。
このAR日記を見て、サギに興味を持たれた方、(そうでなくても)、是非、遊びにきてください。


【おまけ】
クロツラヘラサギとコサギ。見ての通り、くちばしが全然違います。
ちなみに、クロツラヘラサギは、サギではなくトキの仲間です。奥がふか~い。