
アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
上越国境稜線縦走紀行
2025年10月29日
谷川
みなさまこんにちは!谷川管理官事務所の渡辺です。
10月に入り事務所周辺でも気温が急に下がり、少しずつ冬の訪れを感じます。
先日は、新潟・群馬の県境稜線、谷川連峰主稜線(谷川連峰主脈)の調査に1泊2日で行ってきました。
この日は天気も快晴で、谷川連峰ならではの絶景を楽しむことができましたので今回はその様子をお見せしたいと思います。
1日目は今夜泊まる谷川岳山頂までを目指しました。
山頂までは天神平から約2時間30分ほどで行くことができます。

天神平周辺は紅葉シーズンでもあり、平日にもかかわらず多くの登山客や観光客の方たちで賑わっておりました。

(山頂部トマの耳からオキの耳方面)
谷川岳の山頂の景色、アクティブレンジャー3年目にしてようやく見ることができました。
(これまで私が谷川岳に登る日は全て曇りか雨で、いつもなにも見えませんでした・・・)

(日没と主稜線)
夕方、日没の時間にはこんな景色をみることができました。
雲が稜線を超えて流れていき、その光景に山々の雄大さと神秘を感じます。
2日目は谷川岳から平標山まで行き、そのまま下山するため出発は5時30分としました。
丁度日の出の時間で朝焼けを浴びた主稜線は昨日とはまた違う絶景でした。

道中はいい景色ですが、ところどころ道が狭い箇所や滑りやすい箇所もあるので油断せずに進みました。

(中間地点の万太郎山)
万太郎山からはアップダウンが激しくなり体力的にもハードな道が続きます。
稜線はエビス大黒ノ頭、仙ノ倉山を越えて平標山へとつながります。

(手前からエビス大黒ノ頭、仙ノ倉山)

(仙ノ倉山から平標方面)
仙ノ倉山は谷川連峰最高峰(2026m)で平標山との緩やかな稜線には時期になると多くの高山植物が咲く人気のコースになっています。
またこのあたりから平標山の奥側に日本百名山の苗場山もみることができます。

(平標山山頂)
谷川岳から平標山まで約7時間30分かかりましたが、無事たどり着くことができました。
主稜線は谷川岳では馬蹄形と並んで人気の縦走コースですが、なかなか体力が必要なコースだと改めて感じました。
道中ではエスケープルートらしい道もなく(万太郎山から土樽方面のルートがありますがこちらもハードです。)中央分水嶺であることから天候も不安定です。
登山される際は天気や装備、ご自身の体力等しっかりと準備して行くことをお勧めします。
上信越高原国立公園・谷川地域の唯一無二の絶景を安全に楽しんでいただければ幸いです。
10月に入り事務所周辺でも気温が急に下がり、少しずつ冬の訪れを感じます。
先日は、新潟・群馬の県境稜線、谷川連峰主稜線(谷川連峰主脈)の調査に1泊2日で行ってきました。
この日は天気も快晴で、谷川連峰ならではの絶景を楽しむことができましたので今回はその様子をお見せしたいと思います。
1日目は今夜泊まる谷川岳山頂までを目指しました。
山頂までは天神平から約2時間30分ほどで行くことができます。

天神平周辺は紅葉シーズンでもあり、平日にもかかわらず多くの登山客や観光客の方たちで賑わっておりました。

(山頂部トマの耳からオキの耳方面)
谷川岳の山頂の景色、アクティブレンジャー3年目にしてようやく見ることができました。
(これまで私が谷川岳に登る日は全て曇りか雨で、いつもなにも見えませんでした・・・)

(日没と主稜線)
夕方、日没の時間にはこんな景色をみることができました。
雲が稜線を超えて流れていき、その光景に山々の雄大さと神秘を感じます。
2日目は谷川岳から平標山まで行き、そのまま下山するため出発は5時30分としました。
丁度日の出の時間で朝焼けを浴びた主稜線は昨日とはまた違う絶景でした。

道中はいい景色ですが、ところどころ道が狭い箇所や滑りやすい箇所もあるので油断せずに進みました。

(中間地点の万太郎山)
万太郎山からはアップダウンが激しくなり体力的にもハードな道が続きます。
稜線はエビス大黒ノ頭、仙ノ倉山を越えて平標山へとつながります。

(手前からエビス大黒ノ頭、仙ノ倉山)

(仙ノ倉山から平標方面)
仙ノ倉山は谷川連峰最高峰(2026m)で平標山との緩やかな稜線には時期になると多くの高山植物が咲く人気のコースになっています。
またこのあたりから平標山の奥側に日本百名山の苗場山もみることができます。

(平標山山頂)
谷川岳から平標山まで約7時間30分かかりましたが、無事たどり着くことができました。
主稜線は谷川岳では馬蹄形と並んで人気の縦走コースですが、なかなか体力が必要なコースだと改めて感じました。
道中ではエスケープルートらしい道もなく(万太郎山から土樽方面のルートがありますがこちらもハードです。)中央分水嶺であることから天候も不安定です。
登山される際は天気や装備、ご自身の体力等しっかりと準備して行くことをお勧めします。
上信越高原国立公園・谷川地域の唯一無二の絶景を安全に楽しんでいただければ幸いです。