鏡池巡視

2023年01月05日

戸隠土屋達郎

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて昨年末の12月28日に国立公園の利用状況調査のため鏡池まで「歩くスキー（BCクロカン）」を履いて巡視に行って来ました。
奥社参道の鳥居からスタートして参道横の森の中をスキーで進みました（参道は一般の方が歩かれるので避けた方が良いです）。いやぁそれにしても天気よくて暑いこと。もう汗だくでしたよ。

随神門から鏡池へは緩やかな下りとなり、スキーだとスィ～と滑って進めます（まあ帰りは上りなわけですが）。
森を抜けて鏡池まで出てみると・・・誰もいませんでした。ルートに踏み跡はしっかり付いているし天気がいいのでもっと人がいるかと思ったのですが。
池の上にも足跡なし。恐る恐る少しだけ池の上に出て、念のため足元の雪をどけて氷の表面を出してストックで突いてみました。すると水が浸み出してきて・・・。指を入れてみると氷の裏側に指が届くぞ。厚さ５～６cmと行ったところでしょうか。まだ池の上を歩くのには早いかもでした。
（年末年始は気温がグンと下がっているのでもう大丈夫かも知れませんが、池の上を歩くときは、安全のために事前に確認しましょう）
池の真ん中まで出るのは諦めて、池の端から戸隠山を写真に収めましたよ。

冬にスノーシューや歩くスキーで行く奥社入口～随神門～鏡池は楽しいおすすめルートです。ただし凍った鏡池の上を歩くには、地元ガイドさんなど安全を熟知した方と一緒に行くことをお勧めします。
また随神門から先の奥社方面へは雪崩の危険があるため、冬期立ち入り禁止となっています。行くなら鏡池方面へ。
それでは皆さん、安全で楽しい雪遊びを！

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

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