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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

厳冬期の万座

2022年02月03日
上信越高原国立公園 飯島久美子

 万座は草津白根山の山麓、標高1,800mに位置しており、冬季は、パウダースノーが降り、

ウィンタースポーツ等を楽しむことができます。

 今回は、たっぷりと雪の積もった万座の牛池の様子をご紹介します。

↑ 万座牛池近くの東屋                       R4.1.27撮影

屋根の雪がすごいボリューム!現在の積雪量は高さ2メートルほど。

当日、近くでスノーシューをしていたガイドの方に話を聞くと、樹林帯の中は、スノーシューを履いていても腰までの雪に埋まってしまうこともあるとのこと。

↑ 昨年の同時期の東屋                       R3.1.28撮影

今年は昨年に比べ、吹雪くことも多く、雪が多くなっています。

↑ 万座の牛池                            R4.1.27撮影

写真中央部が牛池なのですが、水面がすっぽりと雪に被われて、牛池の形はわかりません。

厳冬期は昼間でも気温がマイナス15℃に迫る日もあり、とっても寒いのですが、今年の牛池はたっぷりの雪に被われおり、雪の下は結氷していないと思います。知らない人が歩くのは危険です。

↑ 牛池での万探ツアーの様子                    R3.2.21撮影

万座しぜん情報館では年間を通じてイベント(万探ツアー)を実施しており、

冬季は牛池の周りをスノーシューで歩く自然観察会が催されています。

※現在イベントは延期となっておりますので、最新の情報は万座しぜん情報館までお問い合わせください。

万座しぜん情報館

電話番号:0279-97-4000

↑ 夏の牛池の様子

ちなみに、夏季は透き通る水が美しく、昆虫や鳥など、多くの生きものが暮らす場所です。

池の周りは木道が整備されているため、高山植物など間近で観察することができます。

最後に、万座温泉までの道路及び、万座温泉内の道路は路面凍結しています。お車でお越しの際には必ず冬用タイヤを装着ください。路面状況によってはタイヤチェーンが必要になる場合もあります。

↑ 万座温泉内の道路                        R4.1.27撮影

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