中部地方のアイコン

中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

雨飾山登山道巡視

2020年10月23日
妙高戸隠連山国立公園

天気の良い日に小谷村(おたりむら)にある雨飾山(あまかざりやま)の登山道を巡視して来ました。 これで戸隠自然保護官事務所が担当する妙高戸隠連山国立公園の長野県側の主要な山は、ほとんど確認したことになります。 当初、雨の予報も出ていて気が重かったのですが、当日はなんと快晴。素晴らしい登山日和ではないですか! やはり日頃の行いは良くしておくものですね。

<雨飾山山頂(南峰)>

<今回のルート>

朝6:30に駐車場に到着すると結構満車状態。かろうじて停められました。そしてもうほとんどの方は出発された後。皆さんお早いですね。ちょっと焦ります。

<雨飾山登山口>

<登山口トイレ>

いやぁ登山道は紅葉真っ盛り。木々が赤や黄色で眩しいくらいでしたよ。

<紅葉の登山道>

<ブナの根っこが縦横無尽に>

<ブナの黄葉>

<マンサクの葉>

<ツタウルシの紅葉>

           

<トチも黄葉>

<水の流れを考慮した近自然工法の登山道>

           

<ブナの黄葉にしばし見とれる>

荒菅沢でいきなり視界が開けてドーンと現れる紅葉に彩られた≪布団菱≫の岩肌が壮観で したね。なんでも布団を干すのに都合のよさそうな岩だからこんな名前がついたのだとか(笑)

<荒菅沢から仰ぎ見る布団菱>

<荒菅沢に降りていきます>

           

<山頂部近くの岩登り>

<梯子が整備されています>

           

<布団菱>

<マユミ...たぶん>

<ヤマモミジ...かな?>

山頂部はすごい人・人・人・・・なかなか密な状態でした。 まあ日本百名山で、人気の雨飾山で、この天気とこの紅葉ですからねぇ。

<雨飾山山頂(北峰)>

<女神の横顔 奥には焼山と火打山が>

山には小屋やトイレはありません。でも地元の皆さんが登山道の途中に携帯トイレブースを設置してくれています。積雪期には分解してその場にデポしておいても雪に潰されない作りになっているそうで、いろいろ試行錯誤の末にこの形状になったのだとか。地元の老舗「山田旅館」のご主人の山田さんからお聞きしました。 また登山口には携帯トイレの自販機と携帯トイレ回収BOXが設置してあります。ザックにはいざという時のために携帯トイレを忍ばせて登りましょう。

<組立式の携帯トイレブース>

           

<携帯トイレブースの中>

標準コースタイム7時間というので、まあいくら遅くなっても15時までには下りてこられるだろうとは思っていましたが、山頂で結構ゆっくりしたつもりだったのに下山して時計を見るとやっと12時を少し回ったくらいでした。あれ?早っ!! 

まだ時間があるので鎌池周辺を巡視して、さらに国立公園内にある(硬い言葉で言うと事業執行されている)車道であり、小谷村と妙高の笹ヶ峰を結ぶ妙高小谷林道・杉野沢林道を通って戸隠事務所まで帰りました。この林道は一部舗装されていますがほとんどが未舗装のダートで、夜は通りたくない道ですね。でも紅葉に彩られた素敵な道でした。

<紅葉の鎌池>

<紅葉の鎌池>

<紅葉の鎌池>

<色づき始めたブナ>

<意外に美しいオオカメノキの紅葉>

<オオカメノキの葉>

<ホウ>

<苔むした朽木>

雨飾山は登っていて楽しくなる山でした。何度も訪れる人が多いというのにも頷けます。私もまた訪れたいと思いましたよ。