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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

いもり池・外来スイレン枯らそう大作戦!

2020年06月26日
妙高戸隠連山国立公園

6/2224、いもり池での外来スイレン駆除を目的に、妙高市事業で遮光シートを設置しました。

このシートを設置することにより、成長に必要な太陽光を遮り、2~3年でスイレンを根から枯らす

ことができます。

いもり池のシート設置区域

赤枠部分がシートを設置する候補地で、設置面積は10m×60m600㎡の範囲。

作業には生命地域妙高環境サポーターズ、地元の池の平温泉区の皆さんが集まり実施しました。

作業はまず、設置箇所の下刈りと遮光シートの連結作業に分かれスタート。

設置作業のようす

スイレンの繁茂する池は行きたい方向へ進むのも難しいのですが、スイレン刈り取り用の鎌だけで漕ぎ入れる強者の下刈り部隊の皆さん。スイレンを刈る、ボートを漕ぐを鎌だけでこなすという達者っぷりで、みるみる刈り取りが進みます。

一方のシート連結では昨年度環境省の事業で行ったシート敷設試験の中で比較した3種類のシート中から、強度、施工の効率等をふまえ選定したシートを面積にあうよう結束バンドで固定していきます。

昨年の試験では、隣り合うシートどうしを1m間隔に連結しましたが、シート下のスイレンの光を求めようとする力は想像以上で、隙間をぬって葉を広げるスイレンも多くいたことから間隔を25㎝に設定し、更に重ねしろを多くとるよう改善を図っています(その分労力もたくさん必要なので、ボランティアの方の力はありがたかったです)。

シートを設置する様子1

完成したシートの先端を3艇の船に乗せ、対岸から牽引ロープで引っ張ります。

いもり池のシート設置の様子2

岸からは引っ張る速度にあわせシートを送りだしていき、最後に上から重しを設置して作業完了です。

これから経過を観察し、うまくいけば次年度以降で設置面積を広げ、部分的にはなりますが、グリーンシーズンを通して逆さ妙高を楽しめるいもり池になるかもしれません。また追って状況をお伝えしていきます。