アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
【お知らせ】稲永ビジターセンター、藤前活動センター開館します!
2020年06月01日皆さま、こんにちは。
アクティブレンジャーの山﨑です。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため臨時休館していた、稲永ビジターセンター及び藤前活動センター(いずれも名古屋市港区)を、感染拡大防止対策を講じた上で、6月2日(火)から開館いたします。
来館される皆さまに、お願いしたいことが何点かございますので、下記の中部地方環境事務所のHPの【お知らせ】をご確認していただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
中部地方環境事務所のHP【お知らせ】→http://chubu.env.go.jp/to_2020/post_197.html
さて、藤前干潟では、春の渡りで、たくさんのシギ・チドリ類が飛来していました。
前回、西部ARがUPしていた鳥たちもいます。
<チュウシャクシギ> <キアシシギ>
<ハマシギ> <ダイゼン>
私たちが、新型コロナウイルスにおける自粛生活を送っている間に、渡り鳥は例年と同じようにやってきて、5月末頃には、例年と同じように、ほとんどいなくなりました。無事に旅立ったのでしょう。
しかし、藤前干潟は、シギ・チドリのような旅鳥だけではなく、年中干潟にやってくる鳥もたくさんいます。先日干潟を眺めていたら、そんな鳥たちの仲間のカワウの食事風景を見ることが出来たので紹介します。
どう見ても、大きいんじゃないの?と思うエイを捕まえたカワウ。
数十秒間の格闘の末、なんと、飲み込んでしまいましたーー!(エイの尾が少し見えています)
写真に撮ることは出来ませんでしたが、ウナギを飲み込んでいる瞬間を目撃したこともありますよ。
また、これからの季節、カニのダンス(そっと見ないと穴に隠れてしまいます)を見ることも出来ます。
新型コロナウイルスの感染には、十分ご注意いただき、藤前干潟で自然を満喫していただけると嬉しいです!面白い発見があるかもしれません。
□□□□□藤前干潟プチ情報□□□□□
藤前干潟には、数少ない植物の一つをご紹介します。
ウシオハナツメクサです。
ウシオハナツメクサは、4月から6月頃に花を咲かせます。満潮時には、海水で沈んでしまうこの場所に、こんなにかわいい花を咲かせていることに、とても力強さを感じました。
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