中部地方のアイコン

中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

#STAYHOME 藤前干潟ってこんなところです!

2020年04月27日
国指定藤前干潟鳥獣保護区

皆さま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブ・レンジャーの西部です。

現在、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、稲永ビジターセンターと藤前活動センターは臨時休館中です。先日からご案内している臨時休館ですが、さらに休館期間を延長することが決まりました。

この時期、藤前干潟は渡り鳥飛来シーズンで多くの方に訪れていただきたい季節。

大変残念ですが、再開できる日まで、AR日記を通じて藤前干潟のいろんな顔をご紹介していきたいと思っています。

両センターの臨時休館について、下記のとおり、ご案内いたします。

利用者の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

<臨時休館期間延長のお知らせ>-----------------------

●休館期間:令和232()-当面の間(1)

●休館施設:

 「藤前活動センター(名古屋市港区藤前2-202)」

 「稲永ビジターセンター(名古屋市港区野跡4-11-2)」

●問い合わせ先(2)

 環境省中部地方環境事務所 名古屋自然保護官事務所

TEL 052-389-2877

1 開館時期は現在のところ未定です。決まり次第、中部地方環境事務所、藤前干潟のHPおよびこのAR日記でお知らせいたします。

2 藤前干潟でのイベントや講座の中止の他、他施設等も休館となっている可能性がございます。恐れ入りますが、個別のお問い合わせはイベント開催団体や施設に直接お問い合わせください。

--------------------------------------------------------------------

さっそく、今日は、過去のこの時期の藤前干潟の様子から、藤前干潟ってこんなところ、と言うご紹介をしてみようかと思います!

2017514日トウネン

まだちょっと時期が早いでしょうか。

今年もまたトウネンの夏羽が見られる時期になってきました。

藤前干潟でもダイゼンやハマシギ、トウネンなどのシギ・チドリ類がわたってきますので、夏羽の様子が観察できますよ。

藤前干潟はシギ・チドリ類の飛来で有名ですが、中には、たまーにちょっと珍しいお客さんも訪れます。

過去には、こんな可愛らしいお客さんがやってきました!

2017413日コオリガモ

干潟でヨタヨタと歩く姿が、とってもキュートでした!

また、藤前干潟だけではなく、周辺にも観察ポイントがたくさんあります。周辺に広がる田んぼや河原沿いのヨシ原のほか、稲永ビジターセンターは稲永公園内にあるのですが、公園内も生きもの観察には楽しいところ。

上を見上げ、下を探して、いろんな生きものの痕跡を探すのも楽しいですよね。

私は最近、運動不足解消のため、近所の公園や河原などを散歩しています。大きな公園へ行くのは心配もありますが、人の少ない時間帯を選んでの近所の散策、とても楽しいですよ。

先週は、なんと、いつも隠れて声しか確認できなかったウグイスが、ひっそりと藪から姿を現して、美声を響かせているところに遭遇してしまいました!藤前干潟でも声は聞こえるのですがなかなか姿を確認できなかったので、とても嬉しい出会いでした。早起きは三文の徳、とはこのことですね!

□□□□□藤前干潟プチ情報□□□□□

干潟の生きものではありませんが、せっかくなので、ウグイスのお話を少し。

2020425日 美声を聞かせてくれたウグイス(撮影場所は藤前干潟ではありません)

ウグイス、漢字ではどのように書くかご存知ですか?

詳しい方には簡単ですね!

「 鶯 」または「 春告鳥 」

どちらの漢字も良いのですが、個人的には、春告鳥と書くのが好きです。

春を告げる鳥だなんて、素敵なネーミングですよね。

この声を聞いたらまさに春。皆さま、身近な春探し(もう晩春、初夏ですね!)してみてくださいね。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□