アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
(お知らせ)藤前活動センターと稲永ビジターセンター 臨時休館再延長
2020年04月10日藤前干潟から、こんにちは。
アクティブ・レンジャーの西部です。
稲永公園の桜は満開を迎え、一部では葉桜になりつつある今日この頃です。
さて、以前より、環境省施設の臨時休館についてお知らせをしておりましたが、本日は改めて臨時休館再延長について下記の通りお知らせいたします。
日本全国で新型コロナウイルス感染症の拡大が危惧されています。
これにともない、感染拡大防止の措置として、藤前活動センター及び稲永ビジターセンターを当面の間、一部休館とさせていただくことをお知らせいたします。
なお、どちらの施設も施設館内のみ休館となっておりますので、施設のある公園や園地などの利用は可能となっておりますことを、あわせてお知らせいたします。
利用者の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
<臨時休館のお知らせ>
●休館期間:令和2年3月2日(月)から5月11日(月)(※1)
●休館施設:
「藤前活動センター(名古屋市港区藤前2-202)」
「稲永ビジターセンター(名古屋市港区野跡4-11-2)」
●問い合わせ先(※2)
環境省中部地方環境事務所 名古屋自然保護官事務所
(TEL 052-389-2877)
※1 休館期間は、感染状況等によって変更となる可能性がございますので、今後のお知らせをご確認ください。
※2 藤前干潟でのイベントや講座の中止の他、他施設等も休館となっている可能性がございます。恐れ入りますが、個別のお問い合わせはイベント開催団体や施設に直接お問い合わせください。
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藤前干潟では、干潟のあちこちで季節は着実に巡っていることを実感することが出来ます。
このところ、あまり鳥獣保護区の巡視をしていませんでしたが、先日、久しぶりに事務所から近い干潟で鳥を見る機会がありました。このところ藤前干潟に滞在しているというホウロクシギやハマシギは残念ながら見られませんでしたが、スズガモやコガモが水浴びしているところを観察出来ました。カモの仲間たちもずいぶんと数が減って、干潟にはのんびりとした空気が漂っています。
<2020年4月9日 藤前干潟で水浴びするスズガモ>
夏までに現状が少しでも回復し、皆さまに藤前干潟に来ていただけることを祈っています。
□□□□□藤前干潟プチ情報□□□□□
干潟の鳥、「コチドリ」
<2018年3月14日に撮影した藤前干潟のコチドリ>
黄色いアイリングが特徴的なかわいらしいチドリの仲間です。
「千鳥」と言いますが、この由来は漢字からも想像出来るとおり、たくさんの鳥が群れている様子を示しているのだそうです。チドリの仲間もたくさん群れて行動する鳥が多いです。
とはいえ、藤前干潟では、この「コチドリ」がたくさん群れているところはあまり見たことがありません。いつも、1羽か2羽くらい。ずーっと見ていられるくらい愛らしい仕草で干潟を歩いているところが見られます。