アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
「レンジャー写真展2019」始まりました!
2019年07月17日皆さま、お久しぶりです。
名古屋自然保護官事務所の山﨑です。
あっという間に、夏ですね。事務所の前の草むらを良く見ると、セミの抜け殻がたくさん!
右側は、夜に孵化したアブラセミだと思います。夕方にはいなくなっていました。
元気に旅立ったことでしょう。
さて、今年も「レンジャー写真展2019」が始まっています。第1回目は戸田川緑地・フラワーセンターで開催させていただきました。そして、今回、第2回目は、飛島村すこやかセンターで開催させていただいています。
名古屋市と飛島村にまたがる藤前干潟、石川県白山国立公園、三重県伊勢志摩国立公園のレンジャーとアクティブレンジャーが撮った四季折々、また、生物等の写真を展示しています。
また、アンケートを記入していただいた方には、オリジナルしおりをプレゼントします。
パンフレット類もたくさん準備しておりますので、是非、皆さま、お越し下さい。
尚、7月25日(木)には、1Dayイベントとして、「藤前干潟の生きもののペーパーキャップ作り!」を実施します。皆さま、お誘い合わせのうえご参加下さい。
<魚のトビハゼ> <鳥のダイゼン>
□□□藤前干潟からプチ情報!□□□
藤前干潟周辺には後背湿地(こうはいしっち)がたくさんあります。
後背湿地とは、自然堤防などの背後にある低湿地のことを言うのですが、水田になっているところも多く、
藤前干潟周辺には、干潟を取り囲むように水田地帯が広がっています。
干潟に来る鳥たちは、干潮時には干潟で、満潮時にはその後背湿地で過ごすのです。
先日、その後背湿地で、タマシギを見ることが出来ました。
この写真を見て下さい。鳥なのに足が6本???
すると、なんと、雛を2羽お腹に隠して歩いていました!
タマシギはオスが抱卵と子育てをする珍しい鳥です。
なので、これはパパタマシギです!
大事に卵を温め、天敵から雛を守り、必死で子育てするスーパーイクメンです。
また、AR日記で、生きものや植物など、プチ情報を発信していきたいと思います。
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