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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

レンジャー出前授業@東大淀小学校

2019年05月13日
伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

久しぶりの日記になります。

伊勢志摩国立公園のアクティブ・レンジャー、半田です。

今年度から、伊勢志摩国立公園の管理を担当する事務所が再編され、

志摩自然保護官事務所から伊勢志摩国立公園管理事務所に名称が変更になりました。

今後ともよろしくお願いいたします。

さて、私たちは今年度も小学校などでの「出前授業」を実施しています。

詳しくは、こちら↓を御覧ください。

http://chubu.env.go.jp/to_2019/2019.html

そして、昨年度からお世話になっている伊勢市立東大淀小学校では、

今年も「クスノキ学習」の講師を担当させていただくことになりました。

この学校の校庭にある大きなクスノキは、地域の自慢、学校のシンボルとなっています。

はじめに教室でレクチャーをおこない、

伊勢志摩国立公園の特徴や、レンジャーが自然を守っていることなどについて伝えました。

レンジャーは国立公園の自然を守るために、「調べる」「記録する」「伝える」の3つを

キーワードにして活動をしています。

児童のみんなには学校のクスノキを守るレンジャーになって、

年間を通したこの学習で、3つの活動を実践してもらいます。

校庭に出てクスノキの観察です。

樹木の特徴といえば、幹があり、枝があり、葉があり、花が咲く・・・

校庭のクスノキにもこれが当てはまるのか実際に確認しました。

葉と花をちょっとだけ取らせてもらって、

虫眼鏡などを使って特徴を観察しました。

観察した結果、気がついたことや発見したことについて、

みんなで共有しました。

最後に教室に戻ってから、クスノキの葉と花の特徴についてまとめ、

観察用紙に記入して「記録」を作成しました。

また、各自で今日の学習をふりかえり、文字に残すことで、

わかったこと、まだわからないことなどを明確にしてもらいました。

次回の「クスノキ学習」は、7月に実施を予定しています。

今度は夏のクスノキを観察します。

お世話になった先生方、児童のみなさん、ありがとうございました。