アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
自然の不思議を教えてもらおう!
2018年08月14日8月11日から始まった夏休み自然教室ですが、すでにたくさんの方に参加いただいています!
クラフト教室も大人気で、この日の竹笛づくりの教室は、超満員で2回に分けて開催するほど。竹のパーツで組み立てていくと、フクロウとウグイスの鳴き声のする笛が完成するのだとか。作った竹笛から音がなると、みなさんとてもうれしそう!
工作は日替わりで内容を変えて開催しているので、毎日参加する!というのもアリです。実際に「明日も来ます!」というご家族の方も。
また、ガイドウォークではパークボランティアさんが自然解説をしてくださいます。いつも来ている場所だけど、パークボランティアさんと歩くと普段気づかないことにも気づかされます。
この日の新発見は・・・このバッタ!
遊歩道沿いの草木につかまっているバッタがあちらこちらにいるのに気づきます。
よく見るとどれも草木の高いところにとまって死んでいるみたい・・・
実はこの行動はバッタに寄生する菌によるものなんだとか。
病原菌が自らの胞子を高いところから飛散させるべく、宿主のバッタを操って、高いところへ登らせるそうです。そしてその場所で息絶えたバッタから胞子を飛ばし、また別のバッタのところへ移動していく・・・
菌の戦略とはすごいものですね。
↓いまにも胞子を飛ばそうとする様子(閲覧注意)
詳しい人と歩くと、自分が見えている世界と全く違う世界を見せてくれます。みなさんもぜひガイドウォークに参加してみてくださいね~♪
●番外編●
パークボランティアさんが19日の池の平会場で行われるわらじ作り教室の準備をしていたのでスゲをよるところを見せてもらいました。
「は、はやい!!!!!」
週末、この神業を目の当たりにしたら思わず見入ってしまうこと間違いなしです!
スゲを用意するのも大変らしく、今年のような参加費でできるのはもうありません。
どうぞこの機会をお見逃しなく!定員は20名なので確実に参加したい!という方は妙高高原ビジターセンターまで予約をお願い致します。(電話:0255-86-4599)
夏休み自然教室についてはこちらの記事をご覧下さい