アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
アカガエルの産卵が始まりました!
2018年01月24日
伊勢志摩国立公園
伊勢志摩国立公園から、早くも春を感じさせる話題です。
アカガエルはまだ寒い冬の間に冬眠から目覚め、水辺で産卵をするカエルです。
今年は1月18日の調査で、最初の産卵を確認することが出来ました。
アカガエルの卵は、およそ300個から800個くらいの卵が集まった塊になっています。
浅い水辺に産み落とされたものを、一つ一つ持ち上げて確認します。
このように卵塊が崩れずに持ち上がるのは、ニホンアカガエルの卵です。
ヤマアカガエルの卵は、持ち上げると崩れてしまいます。
確認した卵塊には、日付を書いたマークをつけておき、
無事にふ化するように見守ります。
まだ寒い冬の水辺ですが、アカガエルの卵を探しに出かけてみませんか?