アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
飯縄山で登山道整備講習会
2017年11月06日
戸隠
利用者の増加や集中的な豪雨などにより、登山道の浸食が進んでいる飯縄山。自然に負荷をかけず、どんな手入れを行っていくのが適切か、またどのような管理体制を作るのか、地域では悩んでいます。
そこで!北海道の大雪山で「近自然工法」を用いて登山道整備を行っている岡崎氏を講師にお招きし、11月1日(水)に講習会を開催しました!
今日は人もいっぱいいることだし・・・まずは荷上げから・・・
私も一本かついで登りました!イエーーイv(^▽^)v
現地に着いて、まずは施工方法や自然の見方の説明を受けます!
次に実践!
さて・・・作業すること3時間・・・。どんな仕上がりになったでしょうか?
まずは施工前(ビフォアー)の写真をご覧下さい。
こちらが施工後(アフター)!!ジャジャー-―ン!!!!
素敵な道になりました!みなさん実際に歩いていみて、「歩きやすい!」と感動♪
「やる前はイメージできなかったけど、やってみたら資材や施工のイメージがよくわかった。」「杭を打たない施工は新鮮だった!取り入れていきたい!」などなど・・・
みなさん多くを吸収できたようで大変嬉しかったです(^▽^)!!!
他にも、「次は○×の場所で近自然工法を・・・」などさっそく応用法を考えていました。
作業後には他地域の事例などを見せていただき、とても充実した一日になりました!
登山道の管理体制について、飯綱高原と戸隠地域の方がお互いに意見を交わすなど、交流を持てたのも良かったです。
今回施工した場所もどんな風に変化して馴染んでいくかが楽しみです♪