アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
飯縄山でオオアワダチソウの駆除
2017年07月13日
戸隠
昨年、長野市民の方から通報があり、登山道を管理している長野市や林野庁の方々と駆除を始めました。
オオアワダチソウは根が横にはりだし、そこからまた新たな個体が芽を出して増える外来植物です。
なぜこんな山の上にあるかというと・・・ここがお宮の横というのがヒント。
お宮では信者の方々が神事を行います。その後、直会(なおらい)を行う際に敷いたビニールシートなどにオオアワダチソウの種がついており、飛散したと考えられています。
今回とれたオオアワダチソウの量は袋3つ分。昨年と比べると小さな株が増えたそうです。
しかし、まだまだ根が取りきれていないものもあるので、来年以降も地道に続けていく必要があります。
天気はあいにくでしたが、登山道沿いにはハクサンフウロやテガタチドリ、ハナニガナ、シロバナニガナなどが咲いていました。