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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

春の訪れ

2017年04月21日
妙高 アクティブ・レンジャー 帖地千尋

こんにちは。妙高高原自然保護官の帖地です。

17日には妙高山に春の訪れを告げる「跳ね馬」の雪形が現れたというニュースがありましたね。事務所付近の雪も随分溶けてきています。雪が溶けたそばから顔を出すのは・・・

 

雪解けに顔を出すふきのとう

ふきのとう

 

福寿草

福寿草

 

また、ペアで行動する鳥たちやツバメの姿を見かけるようになり、春を感じます。

藪の中を動き回る物体をよく見ると・・・

 

餌を探すウグイス

 

ウグイスに出会いました。このあと、今年初の「ホーホケキョ」の第一声を聴かせてくれました。

一方、いもり池ではミズバショウが咲き始めています。現在3分咲きくらいでしょうか??

 

いもり池周辺に咲き始めた水芭蕉

 

今年は例年通り積雪があったのでこのあとGWくらいまで見頃を楽しめそうです。いもり池の遊歩道は一部残雪がありましたが靴でも充分回れそうです。

 

422(土)から57(日)にかけて環境省パークボランティアによるミズバショウ解説活動をおこないます。いもり池の遊歩道のところどころに立って、訪れたみなさまにミズバショウや周辺の自然につい解説している活動で、どなたでも無料で聞いていただけます。お気軽に声をお掛けくださいね。

 

昨日は下見のためいもり池遊歩道を歩いてきましたが、水鳥やカラ類のほか、獲物をねらうモズや、コムクドリ、キセキレイなどの鳥たちの姿や歌うクロツグミなど、春のにぎわいを見せていました。池の畔にある妙高高原ビジターセンターでは双眼鏡の貸し出し(100円)もあるので、双眼鏡片手にのんびり散策するのもおすすめですよ!