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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

春の訪れ

2017年02月23日
伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

伊勢志摩国立公園は比較的温暖で一年を通して利用できる国立公園です。

それでも四季の差ははっきりしており、

寒い冬から徐々に春の訪れを感じられるようになりました。

フキノトウです。

ほろ苦い春の香りが私は大好きです。

カワヅザクラです。

4分咲きくらいになっています。

梅は満開になっています。

メジロがうれしそうに花を訪れていました。

横山ビジターセンター近くの水辺では、

アカガエルの産卵がピークを迎えようとしています。

毎週パークボランティアさんがカウントをしており、

今日までに171個の卵塊が確認されました。

2月はじめに産卵された卵からは

幼生がハッチアウトしていました。

おたまじゃくしとして泳ぎ出すのももうすぐです。

中部地区の国立公園では雪の話題が多いですが、

一足早い春の訪れを伊勢志摩で楽しんでみてはいかがでしょうか。

(上の写真は横山園地の英虞湾展望台から見た英虞湾です)