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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

冬の星空観察会

2017年01月31日
伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

1月28日に志摩市志摩町で横山ビジターセンターの自然観察会

「冬の星空観察会」を行いました。

冬は空気が澄んで星がきれいに見える季節です。

また、明るい星が多く、寒いのを我慢してでも見る価値があります。

この日の天気は快晴で、夕焼け空に金星が輝いていました。

金星を望遠鏡で見ると、誰もが「月!?」と間違うくらい、

きれいに欠けて見えました。

観察会の参加者は約20名。

まずはよく知っている形のオリオン座から冬の大三角を見つけて、

そこからおおいぬ座やこいぬ座、ふたご座などの星座を探していきました。

今回観察会を行った「ふれあい公園」は海岸に面しており、

満天の星空だけでなく、波の音や灯台の灯り、いさりびなども楽しめました。

また、国際宇宙ステーションが上空を横切るなど

見どころが盛りだくさんでした。

伊勢志摩国立公園ではおもに海岸部が規制の厳しい特別地域に指定されており、

海岸部では人工の光が少ない好条件で星空が楽しめます。

国立公園を訪れた際はぜひ夜空も見上げてみてください。