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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

伊勢志摩国立公園指定70周年

2016年11月28日
志摩 アクティブレンジャー 半田俊彦

伊勢志摩国立公園は1946年11月20日に

戦後初、全国で13番目の国立公園として指定されました。

そして今年は指定70周年記念の年にあたり、

11月20日には記念式典と、それに併せて

「全国エコツーリズム大会in伊勢志摩」が20日から22日に開催されました。

式典で挨拶する中部地方環境事務所の三村所長。

式典では自然公園関係功労者環境大臣表彰などが行われました。

式典に続いて行われた全国エコツーリズム大会では、

日本旅行業協会会長の田川氏による基調講演や、

「世界が訪れたくなる伊勢志摩国立公園」と題した

パネルディスカッションが行われました。

2日目は12コースによるエクスカーションが開催され、

志摩自然保護官事務所からは「近畿自然歩道ウォーキング」に参加しました。

近畿自然歩道を歩くだけでなく、

海女小屋で食事をしながら海女さんとのふれあいや、

アコヤガイから真珠を取り出すなどの体験も楽しみました。

3日目は評価会・分科会が開催され、

評価員によるエクスカーションの評価が実施されたほか、

分科会ではインバウンド受入れなどについての議論がされました。

指定70周年の節目を祝うだけでなく、エコツーリズムを通して

地域の価値や自然を守ることの意味を皆で考えることの出来た3日間になったと思います。

期間中は準備や運営に忙しかったですが、

参加者からの好評を得ることが出来たのが一番のやりがいにつながりました。