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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

外来生物除去ー継続して作業することの大切さー

2016年08月19日
妙高戸隠連山国立公園

本日妙高市が主催となって行なわれた笹ヶ峰周辺オオハンゴンソウ駆除作業に参加してきました。妙高市や上越森林管理署、夢見平遊歩道を守る会、環境省パークボランティアなど、約50人での作業となりました。

 

オオハンゴンソウについて自然保護官から説明

 

佐藤自然保護官より、オオハンゴンソウの特徴や除去方法についての説明がありました。

特定外来生物であるオオハンゴンソウは地上部だけを刈り取っても、残った地下茎から再生してしまいますので可能な限り根っこごと除去をしないといけません。また、根から周辺の植物の生長を抑制する「アレロパシー」という物質を出すことや、ひとつの株で1600個の種が生産されることから繁殖力が高く、一度侵入してしまうと在来種を駆逐してしまうおそれだってあるのです。

 

さて、私が参加するグループは笹ヶ峰キャンプ場での作業を行ないました。この行事で例年継続して行なっている場所でもあり、環境省パークボランティアの行事でも毎年23回駆除作業している場所でもあります。

 

笹ヶ峰キャンプ場での除去作業に取りかかります

除去したオオハンゴンソウは種子や根が散乱しないよう袋詰め

 

作業を始めてみると、おや?去年参加したときより少ないような・・・?

 

昨年と今年のオオハンゴンソウ量の違い

 

写真で比べてみるとこんなに違いました。2/3くらいに減っています。

地道な作業とはいえ、こうして成果が見えるのはうれしいですね。これまでの駆除作業に参加されてきた皆様お一人お一人の努力の結果だと思います。

 

今回の除去作業では約7500本のオオハンゴンソウの除去ができました。

作業にご参加された皆様、おつかれさまでした。