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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

いもり池環境改善中!!

2016年07月04日
妙高戸隠連山国立公園

7月4日朝のいもり池のようすです。

 

いもり池を覆うスイレン

 

このようにスイレンがびっしりと池を覆ってしまい水面が見えません。

スイレンは派手な花をさかせることもあり、訪れる方の中にはスイレンを楽しまれる方もいらっしゃるのですが、このスイレン・・・外来種なのです。

 

外来スイレンは繁殖力が強く、①日本の在来種で可憐な花を咲かせるヒツジグサなどを駆逐してしまう②水面を覆ってしまうことで水中の光条件の悪化③枯死堆積物による水質の悪化など生態系に与える影響が大きいのです。

 

いもり池と逆さ妙高

 

そして以前はこのように来訪者を出迎えてくれた「逆さ妙高」が見られなくなるなど景観にも悪影響を与えてしまっています。

 

そこで、7/4から7/5にかけて妙高市役所、妙高高原ビジターセンター、地元の池の平温泉観光協会、NPO法人e-myoko、環境省妙高高原自然保護官事務所で外来スイレン駆除作業を実施しています。

 

手刈りで丁寧にスイレンを駆除しています

 

 

スイレン駆除に使用するジョレン

ボートから1つ1つ手刈りで行なう方法に加え、昨年より実施しているのがこのジョレンを用いて行なう方法。地元の方がこの作業のために作成してくれた秘密兵器です。

 

みんなでロープをひきジョレンを回収中

 

 

ボートで池の中ほどまで運び、水中に落としたものをこのようにひいてきます。地下茎ごと回収でき、効率よく駆除ができます。

 

水面に少しだけ顔をのぞかせる妙高山

 

1日目の作業を終えた状態です。みなさんのがんばりの甲斐があり、妙高山が水面に見えてきました。

明日も引き続き作業を行います。