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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

志賀高原には天然記念物のシナノキがあります

2016年06月17日
上信越高原国立公園 アクティブレンジャー則武 敏史

こんにちは、上信越高原(じょうしんえつこうげん)国立公園の志賀高原地区担当です。

志賀高原には長野県指定天然記念物「一の瀬のシナノキ」があります。

<現地の解説によると、地際から1.2m上の位置での幹回りは8m、樹高23m。樹齢は800年と推定される。シナノキとしては長野県一で、全国でも1位、2位の巨木。>


このシナノキを見るための遊歩道「しなの木コース」を5月20日に歩きました。白い花が目立ちました。

<ツバメオモト>


<コミヤマカタバミ>


<サンカヨウ>


しなの木コースは一の瀬を起終点に周遊できるようになっています。

<紫色の線が「しなの木コース」。紫色の●がしなの木の位置。しなの木コースの上の端点と下の端点の間は、せせらぎコースと呼ばれる、湿原を通る遊歩道を利用して周遊できます。1周の距離は約2km、所要時間は約60分です。>

(この図は国土地理院の地理院地図(標準地図)に、しなの木コースの路線としなの木の位置を追記して掲載したものです。)


志賀高原には、今回の「しなの木コース」のように、お散歩気分で歩くことできるような遊歩道や、自然を楽しむための遊歩道、そして本格的な登山道など、いろいろなコースがあります。このため、体力や興味、滞在時間に合わせてコースを選んで歩くことができます。

志賀高原は冬のスキーだけではありません。夏も志賀高原にお出かけください。