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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

自治体によるニホンジカ駆除の取組(※シカ解体画像あり)

2016年05月27日
上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 小林映絵

以前のアクティブ・レンジャー日記(http://chubu.env.go.jp/blog/2016/02/post-166.html)でも取り上げましたが、ニホンジカの個体調整が急務となっています。

その反面、捕獲後の個体の処理が捕獲する上での問題のひとつとなっていました。


その問題解決のひとつの方法として、捕獲したニホンジカの肉を活用しようとする動きが小諸市であり、ようやくそれが形となりました!

そ・れ・は、捕獲したニホンジカの肉を加工するための施設の設置です!

地方創生先行型交付金を活用し、現在使用されていない施設を改築して設置されました。

先日、その完成したばかりの施設で関係者を招いての説明会が行われました。

【施設についての説明】


【捕獲個体を運搬するための冷凍車】


【捕獲されたニホンジカ】


【解体中】


今後、ここで処理されたシカ肉はペットフードに加工され、商品化される予定とのことです。

近々、一般向けに販売が行われるのではないかと思います。ニホンジカ駆除に一役買う取組として期待したいと思います。