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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

変化に富んだ5ヶ月間 谷川・苗場の移り変わり~夏編~

2016年02月12日
谷川 小竹俊平

冬の寒さが身に染みるみなかみです。

みなかみでは最近よく雪が舞い、とても寒いので、暖かかった頃が少し恋しくなりました。

そこで、6月から11月までのまとめを、2回に分けてお送りします。

今回は夏(6月から8月まで)のまとめです。

                                          

6月の山ではエゾハルゼミの鳴き声がこだまし、多くの高山植物の花が咲き誇りました。そして、梅雨らしく、小川や水溜まりにはオタマジャクシ、登山道でもカエルをたくさん見かけました。この時期の透き通るような木の葉の緑色は、何ともいえない美しさでした。(右上写真:谷川岳 西黒尾根のブナ)また、沢筋に多くの残雪が有り、遠目に見た山のあちこちに残雪の白いラインがあったのも印象的でした(左下写真:朝日岳付近から見える谷川連峰)。

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7月の山では、気温が上がって活発になった生き物をたくさん見かけました。特にひなたぼっこをしているヘビや登山道を歩いているクワガタムシは良く見かけました。また、この時期は冷たい沢の水や渓谷の風が、夏の暑さを癒やしてくれました(右下写真:清津峡)。気温が上がって溶けた雪渓が崩れ落ちる「ズドーン!」という音を聞いたのも、印象に残っています(左上写真:谷川岳 武能沢の雪渓)。

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8月は苗場山や佐武流山、小松原など、苗場地域の巡視によく行きました。苗場山はこの時期、緑の草原に白いワタスゲや木道が良く映えました(左上写真)。谷川岳でも山の日プレイベント(右上写真)、蓬ヒュッテ竣工式(左下写真)、オオハンゴンソウ除去作業(右下写真)といったイベントに参加させて頂き、山に関わる人がたくさんいることを強く感じた月でした。

                                                              

以上、緑あふれる谷川・苗場のグリーンシーズンを送りしました。緑あふれる夏の山にまた会える事を楽しみにしていましょう。

次回は9月から11月の秋のまとめをお送りします。