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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

冬の自然に親しむ みなかみスノーシューフェスティバル

2016年01月22日
谷川 小竹俊平

1/18(月)、都心でも大雪で、みなかみも一気に積雪しました。

1/18朝、事務所のある上毛高原駅前の様子です。町内に除雪車が行き交っており、当然車はスタッドレスタイヤが必須です。

                                                  

さて大雪の直前であった1/16(土)、1/17(日)の二日間、例年より雪が少ない中、谷川岳エコツーリズム推進協議会、一般社団法人アウトドア連合会、みなかみ山岳ガイド協会が主催したみなかみスノーシューフェスティバルが開催されました。みなかみスノーシューフェスティバルとは、雪原をスノーシューで散策しながら冬の自然に親しんでもらうイベントで、1/16はみなかみ町の藤原地区、1/17には国立公園内である谷川岳の土合橋上流の湯檜曾川付近で開催されました。今回はイベント二日目の様子をお送りします。

谷川岳ドライブインでの開会式。子どもから大人まで40名以上の参加者が集まり、2015年のミス日本、「水の天使」柴田美奈さんもゲストでいらっしゃいました。

                                                                 

スノーシューとは、底に爪の付いた輪かんじきのようなもので、雪上を歩くときに足が埋もれにくく、堅い雪面でも滑りにくいです。スノーシューを持っていない方でもレンタルできました。                                   

                                                              

土合橋付近からスノーシューを履き、散策がスタート。アウトドアガイドさんが各班に付き、自然解説やスノーシュー歩行のサポートをしてくださいました。

                                                                

思い切って寝っ転がったり、雪の滑り台を滑るのも雪の楽しみですね。

                                                               

一ノ倉沢の岩壁が見える雪原で昼食です。ガイドさんがくれた暖かい紅茶が身に染みました。湯檜曾川の河原に雪が積もって広大な雪原になっており、雪の時期しか味わえない開放的な空間でした。

                                                               

みなかみスノーシューフェスティバルは、気軽に冬の自然を堪能できるイベントでした。冬山での行動は雪崩などの冬山特有のリスクに注意が必要ですが、地元を熟知したガイドさんのツアーに参加することで、より安全に冬山を楽しめると思います。「夏や秋の山には行くけれど、冬の雪山はちょっと...」と思う方や、冬の自然やアウトドアに興味のある方は、ガイド付きのツアーに参加してみてはいかがでしょうか。