アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
干潟の再現水槽がパワーアップ@藤前活動センター
2015年07月22日藤前干潟から、こんにちは。
台風も過ぎて、梅雨明け宣言!そして夏休み!
だと言うのに、またもや雨模様ですっきり晴れた空が拝めません。
そして意外に蒸し暑い・・・
こんな日は干潟に入る人もなく、ビジターセンターもちょっぴり寂しいです。
家でクーラーをがんがんに効かせてテレビを見たり、ゲームをするのもいいですが、
電気代ももったいないし、何よりエコじゃない!!
せっかくなので、藤前干潟にある2つのセンターを探検しに来てみませんか?!
先日、藤前活動センターと稲永ビジターセンターの展示案内をしたのですが、
そのほかにもセンター内には楽しい仕掛けがいろいろあります。
今日のご紹介はコレ。藤前活動センターの展示です。
センターにお目見えしたこの水槽。
といっても、水槽自体は前からありました。
今までは、水槽を斜めにして陸・干潟部分と海部分を再現していたのです。
その水槽がセンタースタッフの改良によって、
【干潟の-干満再現-水槽】に生まれ変わったのです。
もう、前に見たよ-、という方もこれを聞いたら気になって眠れないはず!
水槽内の海水の吸い上げと排水をタイマーで制御しながら、
1~2時間間隔でゆっくりと潮の干満を再現します。
というわけで、
藤前活動センターの歩き方!!
まずは、
いの一番に、この水槽をチェックして生き物の様子を観察しましょう。
他にも生き物水槽があります。
藤前干潟の生き物や外来種について学べますよ。
次に。
2階へ上がると、企画展「藤前干潟の七不思議」を開催中。
ぜーんぶチェックすれば、あなたも藤前干潟マスターになれるでしょう。
いや、まだ足りない!もっと秘密が知りたい!と思った方は、
疑問質問を迷わず質問箱に投函してくださいね。
さらに。
3階まで上がれば、藤前干潟の全景が目の前に。
潮が引いている時間だと、干潟でポツポツと食事中の鳥達を見られるかもしれません。
さぁ、藤前干潟について分かったところで、1階におりて水槽を再度チェックしましょう。
最初に見たときと比べて、
水槽はどうなったかなぁ、
生き物の様子は変わってるかな、
と思って見てくださいね。
水が引いている時、水が満ちている時、干潟の生き物たちがどんな様子なのかを間近に見られて楽しいですよ。
トビハゼちゃんは、こんなところに住んでいるんだなぁ、
意外と泳ぎが上手い!、
さっきは気づかなかったけど貝も住んでいたのか!
などと発見があって観察していると飽きません。
ぜひ、藤前活動センターの干満水槽を見に来てくださいね!
●藤前活動センターのご案内
場 所:名古屋市港区藤前2-202
開館時間: 9:00-16:30
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、第三水曜日は休館
入館料:無料
TEL:052-309-7260
アクセス:三重交通バス(サンビーチ日光川行き)「南陽町藤前」下車、徒歩10分