アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
ESDを考えてみませんか?
2014年11月12日
名古屋
気付けば11月に入り、立冬を過ぎました。
夏には青々と茂っていたヨシもすっかり色を失い、
干潟は一見寂しげな風情ですが、
続々と飛来しているカモやカモメたちの声が響き、干潟は少し賑やかです。
【藤前干潟の現在の風景~ヨシ原とカモ~】
さて、そんな藤前干潟のある名古屋では、
現在、「ESDに関するユネスコ世界会議」が開催されています。
(開催期間:11月10~12日)
会議の中では、今までのESDの活動を振り返るとともに、
今後の活動の方法を議論します。
少し前の日記でも紹介しましたが、
ESDとは「Education for Sustainable Development」という言葉の
頭文字をとったもので、「持続可能な開発のための教育」という意味です。
日本語にしても難しく、とっつきにくい言葉ですし、
地球環境、気候変動、貧困、人権、平和、食料などの多くの課題を含んでいて、
捉えどころがないのですが、特別なこと、全く新しいことを目指している言葉
ではないのだと、最近やっと感じることができるようになってきました。
私なりに「ずっと平和にみんな(人間だけでなく)が住みよい社会を作っていくために、
私たちができることは何かを考え、広め、実行していくこと・・・」と
藤前干潟の案内業務の中では説明しています。
短い言葉にしてしまうとやっぱり難しいなぁ、と内心思いながら説明しているのですが、
今までも私たちが普段の生活の中で行ってきたことも
ESDにつながっているものです。
例えば、
○ごみを減らすために分別をきちんとする。
○こまめに電気を消す。
○食べ物を残さず、大切にする。
○様々な人と仲良くする。 などなど。
一人一人が行うこれらの活動は小さなことですが、
これを広め、大きな活動にしていくこともESDを進めていくことだと思います。
今回のESDユネスコ世界会議を機にESDへの取組みが加速していくと
良いと思っています。
皆さんもこの会議開催を機にESDについて、少し考えてみませんか?
ESDのきっかけや糸口はすぐそばにあるはずです。
さて、私が活動する藤前干潟では、ESDへの取組みが以前から数多く行われています。
干潟の生物多様性の講演会、生きもの観察会、出前講座、ごみ清掃活動などです。
【藤前干潟のESDに関する取組み】
これから秋から冬にかけては、昼間はあまり干潟が干出せず、
伊吹おろしが厳しい藤前干潟ですが、様々なプログラムが予定されています。
以下に今後開催予定の2つのプログラムを紹介していますので、
ぜひ参加してみてください!
ESDについても考えることのできる機会になるはずです。
◆◇◆藤前干潟のプログラム紹介◆◇◆
★潮だまり観察会 ~カニさんを探してみよう!~
【日時】11月22日(土)10:00~12:30
【場所】藤前活動センター
【定員】20名(先着順)※11月12日より受付けます。
【参加費】大人200円、小中学生100円、幼児無料
【問い合わせ・申込み先】藤前活動センター(TEL:052-309-7260)
【主催】中部地方環境事務所
※詳細は『潮だまり観察会チラシ[PDF 302KB]』をご覧ください。
★藤前干潟サイエンスカフェ ~田んぼの研究者が語る、干潟の魅力!~
講師に岐阜大学の伊藤健吾さん(水田生態系保全学)をお迎えして
田んぼと干潟のつながりなどをお話いただきます。
【日時】12月7日(日)10:00~12:00
【場所】稲永ビジターセンター
【定員】40名
【参加費】無料
【申込み方法】Eメール、はがき、またはFAXにて名古屋自然保護官事務所まで。
(※11月25日締切)
【問い合わせ・申込み先】
名古屋自然保護官事務所
住所:〒455-0845名古屋市港区野跡4-11-2
TEL:052-389-2877、FAX:052-389-2878
E-MAIL:WB-NAGOYA@env.go.jp
【主催】藤前干潟ふれあい事業実行委員会
【協賛】イオン名古屋茶屋店
※詳細は『藤前干潟サイエンスカフェチラシ[PDF 696KB]』をご覧ください。
夏には青々と茂っていたヨシもすっかり色を失い、
干潟は一見寂しげな風情ですが、
続々と飛来しているカモやカモメたちの声が響き、干潟は少し賑やかです。
【藤前干潟の現在の風景~ヨシ原とカモ~】
さて、そんな藤前干潟のある名古屋では、
現在、「ESDに関するユネスコ世界会議」が開催されています。
(開催期間:11月10~12日)
会議の中では、今までのESDの活動を振り返るとともに、
今後の活動の方法を議論します。
少し前の日記でも紹介しましたが、
ESDとは「Education for Sustainable Development」という言葉の
頭文字をとったもので、「持続可能な開発のための教育」という意味です。
日本語にしても難しく、とっつきにくい言葉ですし、
地球環境、気候変動、貧困、人権、平和、食料などの多くの課題を含んでいて、
捉えどころがないのですが、特別なこと、全く新しいことを目指している言葉
ではないのだと、最近やっと感じることができるようになってきました。
私なりに「ずっと平和にみんな(人間だけでなく)が住みよい社会を作っていくために、
私たちができることは何かを考え、広め、実行していくこと・・・」と
藤前干潟の案内業務の中では説明しています。
短い言葉にしてしまうとやっぱり難しいなぁ、と内心思いながら説明しているのですが、
今までも私たちが普段の生活の中で行ってきたことも
ESDにつながっているものです。
例えば、
○ごみを減らすために分別をきちんとする。
○こまめに電気を消す。
○食べ物を残さず、大切にする。
○様々な人と仲良くする。 などなど。
一人一人が行うこれらの活動は小さなことですが、
これを広め、大きな活動にしていくこともESDを進めていくことだと思います。
今回のESDユネスコ世界会議を機にESDへの取組みが加速していくと
良いと思っています。
皆さんもこの会議開催を機にESDについて、少し考えてみませんか?
ESDのきっかけや糸口はすぐそばにあるはずです。
さて、私が活動する藤前干潟では、ESDへの取組みが以前から数多く行われています。
干潟の生物多様性の講演会、生きもの観察会、出前講座、ごみ清掃活動などです。
【藤前干潟のESDに関する取組み】
これから秋から冬にかけては、昼間はあまり干潟が干出せず、
伊吹おろしが厳しい藤前干潟ですが、様々なプログラムが予定されています。
以下に今後開催予定の2つのプログラムを紹介していますので、
ぜひ参加してみてください!
ESDについても考えることのできる機会になるはずです。
◆◇◆藤前干潟のプログラム紹介◆◇◆
★潮だまり観察会 ~カニさんを探してみよう!~
【日時】11月22日(土)10:00~12:30
【場所】藤前活動センター
【定員】20名(先着順)※11月12日より受付けます。
【参加費】大人200円、小中学生100円、幼児無料
【問い合わせ・申込み先】藤前活動センター(TEL:052-309-7260)
【主催】中部地方環境事務所
※詳細は『潮だまり観察会チラシ[PDF 302KB]』をご覧ください。
★藤前干潟サイエンスカフェ ~田んぼの研究者が語る、干潟の魅力!~
講師に岐阜大学の伊藤健吾さん(水田生態系保全学)をお迎えして
田んぼと干潟のつながりなどをお話いただきます。
【日時】12月7日(日)10:00~12:00
【場所】稲永ビジターセンター
【定員】40名
【参加費】無料
【申込み方法】Eメール、はがき、またはFAXにて名古屋自然保護官事務所まで。
(※11月25日締切)
【問い合わせ・申込み先】
名古屋自然保護官事務所
住所:〒455-0845名古屋市港区野跡4-11-2
TEL:052-389-2877、FAX:052-389-2878
E-MAIL:WB-NAGOYA@env.go.jp
【主催】藤前干潟ふれあい事業実行委員会
【協賛】イオン名古屋茶屋店
※詳細は『藤前干潟サイエンスカフェチラシ[PDF 696KB]』をご覧ください。