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アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
新任のごあいさつ
2014年05月20日
妙高
はじめまして。
4月より妙高高原地区のアクティブ・レンジャーに着任した大河内です。
妙高に移り住み、今年で4年目の春になります。私は、この地で登山技術や自然知識などを学んでいく中、自然の豊かさや地元の人の温かさに心惹かれました。業務を通じて何かしらの恩返しができればと思います。
どうぞよろしくお願いします。
さて、先日、妙高高原地区パークボランティアの会の総会が行われました。妙高の自然に惚れ込み、自然を守り素晴らしさを伝えていこうと、力を合わせて活躍してくださっている方々です!
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総会では、活発な議論が行われ、皆さんの熱い想いが伝わってきました。今年度もボランティアの方々と自然解説や教室などのイベントを行いますので、妙高にお越しの際はぜひご参加ください!
また、AR業務の一つにモニタリング調査があります。これは、同じポイントからの観測を長期にわたって行い、変化を把握することが目的です。
この日は事務所から歩いて5分ほどのいもり池へ。青空澄み渡り、ウグイスはじめ、ノジコやサンショウクイ、キセキレイなど正午近くにもかかわらず元気にさえずっていました。
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こちらはいもり池からの妙高山です。
山頂付近はまだ雪ですが、白から青へと色を移しながら、新緑前線が1200m付近まで駆けあがってきています。山頂が2454mなので後半分ですね。
GW期間中、訪れる人たちの目を楽しませてくれたミズバショウは、葉も大きくわさわさと茂り、白い仏縁包はもう見えません。
ミズバショウからバトンタッチして、今目を引くのは、ミツガシワたち。遊歩道周辺ではまさに見頃を迎えようとしています。
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ミツガシワ(リンドウ科ミツガシワ属)
湿原など水辺を好む多年草。
名前の由来は葉が3つに分かれてカシワの葉に似ている、また三ツ柏の紋章に似ていることからとされています。ピンクのつぼみと花の内側にある白い毛がひらひらとしてきれいです。
またこの花は、氷河期の生き残りだそうです!長い年月生き残って今日また咲き続けていると思うと、なんともより輝いて見えます。このミツガシワ、開花時期は例年より少し早く、いもり池周辺では5月末あたりまで楽しめるそうです。
今年のいもり池モニタリング調査は、全体的に緑の芽吹きが早く感じられました。
新緑の風が気持ちよく吹いています。皆さんもぜひ遊びに来てください。
4月より妙高高原地区のアクティブ・レンジャーに着任した大河内です。
妙高に移り住み、今年で4年目の春になります。私は、この地で登山技術や自然知識などを学んでいく中、自然の豊かさや地元の人の温かさに心惹かれました。業務を通じて何かしらの恩返しができればと思います。
どうぞよろしくお願いします。
さて、先日、妙高高原地区パークボランティアの会の総会が行われました。妙高の自然に惚れ込み、自然を守り素晴らしさを伝えていこうと、力を合わせて活躍してくださっている方々です!
総会では、活発な議論が行われ、皆さんの熱い想いが伝わってきました。今年度もボランティアの方々と自然解説や教室などのイベントを行いますので、妙高にお越しの際はぜひご参加ください!
また、AR業務の一つにモニタリング調査があります。これは、同じポイントからの観測を長期にわたって行い、変化を把握することが目的です。
この日は事務所から歩いて5分ほどのいもり池へ。青空澄み渡り、ウグイスはじめ、ノジコやサンショウクイ、キセキレイなど正午近くにもかかわらず元気にさえずっていました。
こちらはいもり池からの妙高山です。
山頂付近はまだ雪ですが、白から青へと色を移しながら、新緑前線が1200m付近まで駆けあがってきています。山頂が2454mなので後半分ですね。
GW期間中、訪れる人たちの目を楽しませてくれたミズバショウは、葉も大きくわさわさと茂り、白い仏縁包はもう見えません。
ミズバショウからバトンタッチして、今目を引くのは、ミツガシワたち。遊歩道周辺ではまさに見頃を迎えようとしています。
ミツガシワ(リンドウ科ミツガシワ属)
湿原など水辺を好む多年草。
名前の由来は葉が3つに分かれてカシワの葉に似ている、また三ツ柏の紋章に似ていることからとされています。ピンクのつぼみと花の内側にある白い毛がひらひらとしてきれいです。
またこの花は、氷河期の生き残りだそうです!長い年月生き残って今日また咲き続けていると思うと、なんともより輝いて見えます。このミツガシワ、開花時期は例年より少し早く、いもり池周辺では5月末あたりまで楽しめるそうです。
今年のいもり池モニタリング調査は、全体的に緑の芽吹きが早く感じられました。
新緑の風が気持ちよく吹いています。皆さんもぜひ遊びに来てください。