アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
◆地中で春を待つ
2014年02月20日
名古屋
寒い日が続く藤前干潟では、カモやカモメの仲間は
たくさん見られるものの、カニや貝の姿はほとんど見当たりません。
【岸壁に群がるカモとカモメ類】
【現在のヨシ原の様子】
夏には青々していたヨシ原も現在はご覧の通り
枯れているように見えます・・
地上に見える部分のヨシは水分がほとんど含まれておらず、
茎を手で曲げると簡単に折れてしまいます。
ヨシは本当に枯れて死んでいるのでしょうか?
【ヨシ原の季節変化】
生きているのかどうか調べるために、ヨシの根本付近の土を
掘り返してみました。
すると、地中では地下茎が網目状に発達しており、
背の高い草体をしっかりと支えていました。
ヨシは夏に蓄えた養分で越冬するので、枯れて死んでいる
わけではないようです。
【ヨシの生育図】
【ヨシの地下茎】
複雑に絡み合った地下茎に混じってヨシの新芽を発見しました。
現在はまだ土の中ですが、春が近づくと地上に顔を出すことでしょう。
冬季は枯れているように見えるヨシ原ですが、
地中で春が来るのを待っているのです。
たくさん見られるものの、カニや貝の姿はほとんど見当たりません。
【岸壁に群がるカモとカモメ類】
【現在のヨシ原の様子】
夏には青々していたヨシ原も現在はご覧の通り
枯れているように見えます・・
地上に見える部分のヨシは水分がほとんど含まれておらず、
茎を手で曲げると簡単に折れてしまいます。
ヨシは本当に枯れて死んでいるのでしょうか?
【ヨシ原の季節変化】
生きているのかどうか調べるために、ヨシの根本付近の土を
掘り返してみました。
すると、地中では地下茎が網目状に発達しており、
背の高い草体をしっかりと支えていました。
ヨシは夏に蓄えた養分で越冬するので、枯れて死んでいる
わけではないようです。
【ヨシの生育図】
【ヨシの地下茎】
複雑に絡み合った地下茎に混じってヨシの新芽を発見しました。
現在はまだ土の中ですが、春が近づくと地上に顔を出すことでしょう。
冬季は枯れているように見えるヨシ原ですが、
地中で春が来るのを待っているのです。