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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

きのこの観察会が開催されました!

2013年10月09日
志摩
5日(土)、横山ビジターセンター主催の「きのこの観察会」が開催され
私もお手伝いで参加してきました!

今回の講師は、三重県津市にある岩出菌学研究所のみなさん。
きのこ大好き!な研究員のお姉さんが、きのこのお話をしてくれました♪

○毒きのこの見分け方のお話

ほぼ同じ見た目でも、軸の付け根が青い等、毒か食用かの違いはわずか。
見分けるポイントもきのこによって様々だそうです。
やっぱり知識と経験がないと、見極めるのは困難ということですね。。

○きのこ探し

しばらく雨も降っておらず、下見で見つけられたのはごくわずか。
当日見つかるか心配していたのですが、やはり探す目が多いと違います!
写真のような、落ち葉に埋もれた小さなきのこも見つけてくれました♪

○見つかったきのこイロイロ


最終的には、同定できたものだけでも、こんなにいろいろ見つかりました!
横山は「アミタケ(食用)」が多く出る環境なんだとか!(右上の写真)

○見つけたきのこ観察中

虫眼鏡で観察したり、匂いを嗅いでみたり・・・
子ども達からは、「濡れた犬の匂いがする~」との意見がちらほら(^^;)

ちなみに、マツとどんぐりの木がたくさんある山には、食用のきのこが多く出るんだそうです。理由は解明されていないそうですが、不思議ですね~。

そして、きのこを探すときのコツを尋ねてみたところ
「“きのこ眼”を身につけてください」との答えが返ってきました。
探したいきのこが好んで生える場所を調べておくことも大事ですが、
慣れてくると「この辺に生えてそう!」と、きのこのある場所がビビッと感覚で掴めるようになってくるんだそうです。(=きのこ眼)
“きのこ眼”を身につけられたら、野山の散策がますます楽しくなりそうですね(^^)♪