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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

干潟観察会が開催されました!

2013年09月11日
志摩
7日(土)、「干潟・アマモ場の生きもの観察会(秋)」が開催されました。

今回は、鳥羽市、伊勢市、亀山市など市外からたくさん来てくださいました。
なんと、大阪府から参加してくださった方も・・・
みなさん、遠くからありがとうございます!

リピーター率の高いこの干潟観察会。
前回も参加してくれた男の子たちは、「前のよりでっかいエビ見つけるわ!」
「今日もアナジャコ捕まえる!」と大張り切り!
みなさんの頑張りのおかげで、いろんな生きものが見つかりました♪


ヒミツ道具のカゴも、バッチリ活躍してくれましたよ~(^^)/

「入っとるかな~?」とワクワクしながら、みんなで引き上げ。
この日は、イシガニ、コトヒキ、ゴンズイ、アラムシロガイ等が入りました!

そして最後は、どんな生きものが見つかったか、みんなでチェック。
再生の状態を見ていく貴重なデータになるので毎回こうして記録しています。
今回は、40種類、見つかりました!


さて、種類数の変化を見てみると・・・

青色が自然干潟(※1)、赤色が再生干潟(※2)です。
再生干潟の数値、ほぼ右肩上がりで増えてますよね。
他の再生干潟でも、生きものの数はだいたい3年で自然干潟と並ぶくらいまでに戻り、安定してくるんだそうです。つまり、海水を入れて3年ほどで、干潟はほぼ再生され復活するということ。アンケートでも、そのことに驚く声がありました。

こうして実際に現場の自然とふれあっていると、豊かな英虞湾へと少しずつ前進しつつあるのが実感できます。今後はどう変化していくでしょうか?
見守っていきたいと思います(^^)


※1・・・自然にできた干潟。
※2・・・昔干潟だった場所に海水を入れ、再び干潟として復活させようとしている場所のこと。