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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

干潟観察会のお手伝いに行ってきました!

2013年05月30日
志摩
5月25日(土)、横山ビジターセンター・三重県水産研究所・志摩市の主催で開催された「干潟・アマモ場の生きもの観察会」のお手伝いに行ってきました!

一年の中でも潮の引きが大きい「春の大潮」。
この大潮に合わせて、伊勢志摩では各地で干潟や磯の観察会が行われています。伊勢湾や英虞湾など、湾内は外海よりも干満時の差が大きく、
場所によってはその差がなんと2m以上にもなるんだそうです。


【これだけ潮が引きます(撮影場所:志摩市大王町船越)】

さて、今回の開催場所で潮が引くと現れるのが、たくさんのウミニナの仲間。
どれも同じような見た目をしていますが、実はいろんな種類がいるんです。
この日は、講師の生きもの博士から「見分けるポイント」を学びました。
注目すべきは、殻口(かくこう・殻の開けた穴の部分)の形なのですが・・・
よ~くみると確かに違う!代表的な3つの貝でご紹介します。

○ウミニナ

○ホソウミニナ

○ヘナタリ

(参考:『さかなの目ハンドブック』三重県水産資源室製作)

これはまだまだほんの一例。他にも、フトヘナタリやイボウミニナなんて貝もいて、やっぱりそれぞれ少しずつ違います。この見分けができるようになってくると、干潟の生きもの探しがまた1つ面白くなりますよ♪
みなさんも干潟に行く機会があったら探してみてくださいね(^^)/

★6月8日(土)「干潟の生きもの観察会」は、まだ申込みを受け付けてます!
 みなさまどうぞお越しください♪