中部地方のアイコン

中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

今年度最後の環境省アクティブ・レンジャー国立公園写真展

2012年03月22日
妙高
 今月の13日火曜日から29日木曜日までの会期で、妙高市の道の駅あらい「くびき野情報館」のイベント・ギャラリーをお借りして、今年度11回目、そして最後の「環境省アクティブ・レンジャー国立公園写真展」を開催しています。
 
 道の駅あらい「くびき野情報館」は、昨年度の写真展、そして震災の影響で会期が短縮された今年度はじめの写真展でも、駅長さんをはじめスタッフの皆さんから細やかなご配慮とご協力を頂いている会場です。
 高速道路「上信越自動車道」の新井パーキングエリアと国道18号線に挟まれた立地で、全国でも屈指の利用者数を誇る道の駅の一つ、毎回多くの方にご覧頂いています。

 設営作業のために前日の午後会場入りしましたが、すでに玄関にはポスターを掲示して頂いてありました。
 駅長さんからは、
「あるものは、何でも使ってくださいね。」
と、いつものように優しい言葉をかけていただき、脚立を使ってワイヤー付きフックを増やす作業からとりかかりました。
 額の設置は3人で行って40点すべてを展示、方向指示の看板も前回同様移動式表示板をお借りして入り口に置かせていただきました。また、前回ご覧いただいた方からのご意見をふまえて、ゆっくり座って楽しんで頂けるようにと椅子を会場中央に配置しました。

 新聞各社様から問合せと会場の取材が有り、




3月16日には、上越タイムス様に写真入りの開催記事も掲載していただきました。

 後日、無料配布資料の設置と会場確認のためにうかがうと、玄関入り口にさらにもう一つ職員の方に作って頂いた看板が設置されていて、会場内スポットライトの向きも調整して頂いてありました。その至れり尽くせりの対応に館内カウンター内にたまたまいらっしゃった館長さんへ思わず感謝、感謝でありました。




 ここは「くびき野情報館」というだけあって、館内で道の駅周辺の様々な情報を手に入れることができます。あいにく雪交じりの寒い1日でしたが、新聞各社に記事が掲載された効果もあってか、訪れた多くの方に入れ替わり立ち替わり会場をご覧になっていただきました。
 お子さんから年配の方まで幅広い層の方に楽しんでいただいており、設置した感想ノートには様々なご意見も寄せられていました。




 中には厳しいご意見もいただいています。

 ただ、業務の合間に撮影しているうえ、プロの写真家のような技術や機材もありません。また、巡回展のため、地元で複数回開催した場合会場が違っても年度内は同じ写真を展示することになります。
 何度も足を運んで頂いた方には大変申し訳なく思っておりますが、一人でも多くの方にご覧いただき、環境省の日々の取り組みの様子や四季折々の国立公園のありのままの姿を知っていただければ嬉しい限りです。

 今回、会場をお貸し頂いた道の駅あらいをはじめ、広報にご協力頂いた地元の組織や団体、新聞各社といった多くの皆様のお力添えでこの写真展を再び開催できましたことを、この場をお借りして心からお礼申し上げます。

 来年度の写真展は、平成23年度に長野自然環境事務所管内のアクティブ・レンジャー(自然保護官補佐)8名が撮影した写真40枚を、会場の広さにあわせて展示点数を調整しながら、1ヶ月に1会場を目安に管内を巡回展示する予定です。
 今後展示を予定している会場としましては、4月中旬から「新穂高ロープウェイしらかば平駅」、5月末から「長野市役所」、6月下旬から「糸魚川市役所」となっております。

 日ごとに暖かさが増してくる季節、それぞれの会場のお近くにお寄りの際は是非足を運んでいただき、この写真展が訪れた皆さんに環境省の様々な取り組みや国立公園についてより深い関心をもっていただく、一つのきっかけになってもらえたらと心から願っております。

今後の写真展開催に関する詳しい情報は、
「環境省長野自然環境事務所」 電話 026-231-6570
までお問い合わせ頂くか、
「環境省長野自然環境事務所ホームページ」
https://chubu.env.go.jp/nagano/
でご確認ください。